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「ウォルマート」と「アマゾン」の売価比較

インターネット・リーテイラー大手であるアマゾンの売価は、実店舗を持つウォルマートなどより一般的に安く、店舗で商品を確認した後オンラインで注文するショールーミングの要因となっていると云われているが、実際はそれほど価格競争力は無いかもしれない。広告会社のコンサルタント部門であるカンターが4月に行なった36アイテムの商品価格比較調査では、アマゾンに比べてウォルマートの方が平均20%ほど安かったそうである。人気の高いテレビ番組であるグリーのDVDは、ウォルマートで$38.99で売られており、アマゾンの価格より14ドルほど安かった。食品などの価格比較では、アマゾンの方が安い商品もあったが、60%以上高い商品もあった。消費者はアマゾンが安いと思い込んでおり、実際多くの商品の売価は競争力のあるもので、この低価格によって何百万もの買物客を獲得している。しかし、ロー・コストを50年追求してきたウォルマートには、世界一の小売業としてのバイイング・パワーと、効率の高いサプライ・チェーンなどのノウハウが培われている。これに対抗する為、アマゾンは、新しいベンダーを使うなどサプライ・チェーンの効率化を図っている。昨年の売上は、アマゾンが41%増加させて481億ドルとなったのに比べ、ウォルマートUSは、1.5%増加させ2,642億ドルだった。これまでカンターの売価比較には、オンライン・リーテイラーが含まれていなかったが、5年前にはウォルマートの顧客の1/4しかアマゾンで買物をしていなかったのに比べ、現在は半分の顧客が買物をしている為、4月から含められた。36アイテムの売価調査は、食品、生活必需品のグローサリー、健康美容、ジェネラル・マーチャンダイジングなどの商品のなかから36アイテムが選ばれている。調査は、ウォルマート・ドット・コム及びニュー・ハンプシャー州の郊外の街にある平均的なスーパーセンターで行なわれており、都会でも田舎でもない場所が選ばれている。一方、ウォルマート・ドット・コムの売価は、アマゾンより平均7%ほど安いが、オンラインの売上は、ウォルマート全体の売上の2%ほどしか占めていない。アマゾンは、自社の商品に加えて、品揃えを広げるため、他の小売業の商品もマーケットプレースで販売しており、彼らの売価はアマゾンの平均売価を引き上げる要素ともなっている。アマゾンは、食品など価格競争力の少ない商品に関しては、サブスクライブ・アンド・セーブという定期購買プログラムを提供しており、これらの商品の売価はウォルマートとほぼ同じだった。アマゾンの主力商品のひとつである映画や娯楽商品の価格比較では、調査対象の10アイテムの総額はアマゾンで$176.76となり、ウォルマート・スーパーセンターより$25.68高く、ウォルマート・ドット・コムよりは$31.02高かった。ウォルマートが価格競争力を持っている食品では、差額はさらに大きかった。しかし、在庫率ではアマゾンが勝っており、同社が調査アイテムの全てを在庫していたのに比べ、ウォルマート・スーパーセンターでは3%が在庫切れ、ウォルマート・ドット・コムでは14%が在庫切れだった。消費者にとっては、店舗販売で安いところはウォルマート、オンラインで安いところはアマゾンという認識が一般的で、今後、この意識を変える事がウォルマートにとっての目標となる。

別のニュースで、ウォルマートのテクノロジー開発の中心となっている@ウォルマートラブスのトップだったベンキー・ハリナラヤンとアナンド・ラジャラマンが退社するとレポートされている。詳細は発表されていないが、彼らが創業したコズミックスのウォルマートによる買収時に同社に加わった2人が、契約切れか何かで退社するようである。テクノロジーの優秀な人材は少なく、小売業では特に稀であるため、ウォルマートにとっては痛手だと思われる。ブルームバーグ

カテゴリー: オンライン・リーテイラー, ディスカウント・ストア, 流通業 — 若林 哲史 10:22 PM
 
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