5月 18, 2012 ディスカウント・ストア デパートメント・ストア 流通業 経済 0

百貨店とディスカウント・ストア・チェーンのシアーズは、4月28日で終わった2012年度第1四半期の業績を発表した。総収入は2.8%減少して92.7億ドル、純利益は1億8,900万ドル(1株あたり$1.78)を計上している。既存店売上は、シーアズで-1.0%、Kマートで-1.6%となっている。利益には資産の売却益が、税引後で23,300万ドル含まれている。粗利は前年度より1%改善している。この発表と合わせて、シアーズ・カナダの株式を一部分離売却すると発表しており、売却後はシアーズの持ち株比率が95%から51%となる。

これらの売却益は、店舗の不動産売却、子会社のスピンオフなどで造られており、錬金術のうまさを表している。いかに資金をかけないで、価値を生み出すかがオーナーであるランパート氏の才能なのだろう。市場の資金が潤沢な間に、現金化出来る資産は売却し、低い簿価から含み益を出している。設備投資は、オンライン関係とショップ・ヨア・ウェイ・リワード・プログラムが中心で、店舗にはほとんど投資されていない。小売業として成功を考えずに、単なる投資として考えれば理解できる戦略かもしれない。

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労働統計局は、アメリカ各地の4月の季節調整済みの失業率を発表した。前月とあまり変わらず、5州では失業率が上昇し、37州とコロンビア特別区で失業率が低下し、8州では変わらなかった。昨年度と比べると、48州とコロンビア特別区で失業率が下がり、ニューヨーク1州だけ失業率が上がり、ロード・アイランド州では変わらなかった。全米では8.1%で、昨年同期より0.9%下がっている。ネバダ州が一番高く11.7%で、ロード・アイランド州が11.2%、カリフォルニア州は10.9%、コロンビア特別区が9.5%、とノース・カロライナ州が9.4%、ニュージャージー州が9.1%で9%以上だった。逆に低かったのは、ノース・ダコタ州が3.0%、ネブラスカ州が3.9%、サウス・ダコタ州が4.3%、バーモント州が4.6%で5%以下だった。農業以外の就労者数は32州とコロンビア特別区で増加し、18州で減少した。前月から最も増加したのはインディアナ州(+17,100)、テキサス州(+13,200)、ジョージア州(+7,800)だった。最も減少したのはメリーランド州(-6,000)、ウィスコンシン州(−5,900)、ウィスコンシン州(−4,500)、ニューハンプシャー州(-4,800)だった。地域別では西部が一番悪く9.5%、中西部が一番低く7.2%だった。