5月 17, 2012 スーパーマーケット ディスカウント・ストア 流通業 0

ディスカウント・ストア・チェーンのウォルマートは、4月30日で終わった2013年度第1四半期の業績を発表した。売上は8.6%増加して1,123億ドル(会員費を含む総収入は8.5%増加の1,130億ドル)、既存店売上は2.6%増加、営業利益は8.3%増加して63.87億ドル、純利益は9.2%増加の37.42億ドル(1株あたりは12.4%増加して$1.09)と好業績だった。部門別売上では、ウォルマートUS5.9%増加の663.4億ドル、国際部門が15.0%増加の320.8億ドル、サムズ・クラブが7.9%増加の138.5億ドルだった。サムズ・クラブの既存店売上はガソリン販売を除いて5.3%増加している。粗利は0.3%下がって24.1%となっているが、販管費も0.4%下がって19.1%となり、生産性向上が観られる。以下は業績発表時の主な内容:

ウォルマートUSは、過去3年で最高の既存店売上増加を達成した。客数で+1.1%、単価で+1.5%となっており、国内全ての地域で改善している。売価投資は、主に食品と消費材を中心に行なわれ、最低価格保証の宣伝がおこなわれた。在庫は昨年度と比べ4.2%増加しており商品の再在庫などの影響がでている。アパレルは、ベーシック商品戦略が功を奏し、1桁の中間の既存店売上増加となり、6年以来の事となった。女性アパレルは1桁の後半で、靴と子供も良かった。ホームも1桁の前半の既存店売上増加を達成した。グッド、ベター、ベストの品揃えは顧客に好評だった。ハードラインは、1桁の中間の既存店売上増加で、特にスポーツィウ用品が好調で2桁台の増加だった。家電と玩具のエンターテインメントは、1桁の中間で既存店売上が減少した。テレビやゲームの価格デフレなどが影響しているが、タブレットの売上は3桁台で増加した。春の玩具、バイクとアクセサリーは、1桁台前半で増加した。この部門で、最近ブードゥーのディスク・ツー・デジタル・サービスとアップルの店舗内店舗を開設した。食品と消費材を含むグローサリーは、1桁台前半で増加しており、客数増加に貢献している。食品では地場商品を増やし、顧客からの要望が多かった、農務省のチョイス級の牛肉を在庫し始めた。食品のインフレは+3%ほどで、顧客は低価格の商品または小型のパックを購入する事でトレード・ダウンしている。健康美容商品は、1桁の中間で増加した。オンライン販売は改善されており、現金払いを導入している。同期にスーパーセンターとネイバーフッド・マーケットを27カ所新開店した。ネイバーフッド・マーケットは、1桁の中間で既存店売上が増加している。ウォルマート・エクスプレス店は10カ所で実験中である。第2四半期には、16カ所のネイバーフッド・マーケットを含み40カ所から50カ所の新開店を予定している。今年度全体では、移転や増床を含み210カ所から235カ所の新開店となる。第2四半期の既存店売上は、1%から3%の増加を予測している。

日本のウォルマートは、既存店売上、客単価ともに名目で成長しており、過去5四半期続けて、業界平均を上回った。既存店売上は+4%、客数は+3.6%、客単価は+0.8%だった。売価投資にかかわらず粗利は横這いで、経費率は下がっている。2008年以降初めて、1カ所のスーパーマーケットを新開店し、総店舗数を424店舗とした。今年さらに8カ所のスーパーマーケットと15カ所の若菜デリの開店を予定している。