4月 21, 2012 ディスカウント・ストア 流通業 0

先日はベスト・バイの元CEOだったブライアン・ダン氏が、社内の女性との関係が表面化したため、辞任したスキャンダルがあったが、今度はウォルマートのメキシコをめぐる賄賂の問題がニュースとなっている。昨年12月に証券取引委員会に提出された同社のレポートの中で、賄賂に関する調査の存在は述べられているが、詳細については発表されていなかった。ところが、今日ニューヨーク・タイムス紙が詳細な内容を紙面で掲載したため、ウォルマートは、その件に関して、昨年秋から外部の弁護士を雇って調査している事、そして司法省と証券取引委員会に対して、自発的に報告をしている旨発表しているが、調査内容については、述べていない。ニューヨーク・タイムスによると、ウォルマート・メキシコの社員によって、メキシコでの新店舗開店に関して、監督官庁の担当者に対して広く賄賂が支払われおり、同社の店舗展開を早めている。新開店許可を得るために支払われた、賄賂総額は2,400万ドル以上にのぼり、同社は、メキシコで最大の小売業と民間の雇用企業となっている。記事では、アメリカ本社の経営者達も、その事実を知っていたが、アメリカ及びメキシコの監督官庁に届け出していない。当時の経営トップは、現在も同社役員を勤めるリー・スコット氏、今年7月に引退予定の、元ウォルマート・メキシコのトップでその後米国本社の副会長を勤めていたエドワードゥ・カストロ−ライト氏などである。WSJ