3月 23, 2012 スーパーマーケット 流通業 0

先月末レポートした、ウォルマート・マーケットのロサンゼルス中華街での開店が市議会によって阻止されるかもしれない。同社はロサンゼルス市の建築安全局から建築許可を木曜日午後遅くに入手していたが、開店予定地域である中華街を選挙区に持つ市会議員エド・ペレス氏が金曜日に提案した法案が同日13対0で可決された為、開店が危ぶまれている。この法案は、中華街の様な歴史的な価値のある場所で、フォーミュラー・リーテイル(標準化された小売店舗)が出店するのを禁止するもので、ウォルマートだけに当てはまるわけではないが、実質的にウォルマートの開店を対象としている。ウォルマートの広報担当者であるスティーブン・レスティボ氏は、「必要な許可は全て取得したので、ダウンタウンの顧客に奉仕することを期待しています。地域の住民の支持に感謝しています」とコメントしている。この市の条例は、地域の住民による公聴会、地域経済に対する影響調査などが要求されており、その後の最終議決となる。一方フード・デザートとなっている地域に、ウォルマートなどの小売店を歓迎する団体もあり、同社の開店への支持を表明している。ハフポスト

この動きには、食品商業労働組合(UFCW)などの圧力もかかっていると思われる。組合は組織票を持っており、市会議員達にとって無視できない存在である。一方、この店舗の開店は、今後のロサンゼルス地域での店舗展開に大きく影響するため、ウォルマートは、通常時間のかかる建築許可を速やかに取るなど、かなり企業力を注いでいるようである。