3月 1, 2012 アパレル オフ・プライス・ストア スペシャリティー・ストア ディスカウント・ストア デパートメント・ストア ヘルス&ビューティー 会員制倉庫型店 流通業 経済 0

暖かい気候と回復基調にある景気の影響で、主要小売チェーンは堅調な売上を発表している。トムソン・ロイターがまとめた21社の小売チェーンの既存店売上加重平均は4.7%の増加となり予測の+3.4%を上回った。国際ショッピングセンターがまとめた20社の既存店売上は+6.7%となっており、20116月以来の高い水準だったとレポートされている。ラグジュアリー・チェーンとディスカウント・チェーンが特に良かった。ノードストロムとサックスは、それぞれ+10.2%+6.6%と良かったが、中流層をターゲットするコールス、スタイン・マートは、それぞれ−0.8%+0.7%だった。メイシーは+4.6%と堅調だった。会員制倉庫型チェーンのコスコは+7.0%と好調な売上をレポートした。ヤング・アパレルのバックル、ズーミーズも好調で、それぞれ+14.8%+14.2%をレポートしている。アパレル・チェーン大手のギャップは、20116月以来初めて既存店売上の増加をレポートしている。部門別では、ギャップ北米が+1%、バナナ・リパブリック北米が+12%、オールド・ネービー北米が+5%、国際店が−9%となっている。ディスカウント・チェーンであるターゲットも好調で、既存店売上が7%増加した。CEOのグレッグ・スタインヘーフェル氏は、「予測以上の客数と客単価の増加で、2月の売上は予測を上回り満足している。今年度第1四半期の既存店売上は+4%ほどとなるだろう」とコメントしている。ビクトリアズ・シークレットとバス&ボディー・ウォークスなどを傘下に持つリミテッド・ブランズも既存店売上を8%増加させている。AP

筆者のまとめた19社の既存店売上の加重平均は+6.4%となり、2011年の+4.0を上回っている。19社中既存店売上を下げたのは4社で、15社は上げている。百貨店のディラードは、今月から毎月の売上発表を止めている。ウォルグリーンズとライト・エイドは来週発表予定である。

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経済分析局の発表によると、1月の個人所得は0.3%増加し374億ドル、可処分所得は0.1%の増加、個人支出は0.2%増加し232億ドルとなった。12月は個人所得が0.5%増加、可処分所得は0.4%の増加、個人消費は0.1%以下の増加にそれぞれ改訂された。また、アメリカの2011 年第4四半期の国内総生産(GDP)は第2改定値で上方修正され、第3四半期から年率3.0%増加(推定値は+2.8%)となった。GDP増加の主な要因は、民間の在庫投資、個人消費、輸出、住宅以外の設備投資、住宅投資で、相殺要因は、連邦政府と地方の政府支出減少、輸出の増加だった。