2月 24, 2012 デパートメント・ストア 流通業 0

先月末、今後4年にわたる改革を発表したJCペニーは、128日で終わった第4四半期及び通年の業績を発表した。売上は4.9%減少して54.25億ドル、営業損失は7,300万ドル(前年度は45,800万ドルの黒字)、純損失は8,700万ドル(前年度は27,100万ドルの黒字、1株当たりは41セントの損失)、既存店売上は1.8%減少した。オンライン販売は3.1%減少して48,000万ドルとなっている。粗利は7.4%減少して30.2%となっており、要因は主に売上低迷による値引き販促(−3.2%)の増加と新売価(3.8%)への移行だった。一方販管費も0.9%減少し24.8%となっている。同期に15,400万ドルのリストラの経費計上を行っている。通年では、売上が2.8%減少して172.6億ドル、営業損失は200万ドル(前年度は83,200万ドルの黒字)、純損失は15,200万ドル(前年度は38,900万ドルの黒字、1株当たりでは70セントの損失)、既存店売上は0.2%減少となった。オンライン販売はほぼ横這いで15億ドルだった。粗利は3.2%減少して36%、販管費も0.6%減少して29.6%、在庫は約9.2%減少している。2012年度は、1株当たり$1.59の利益、8億ドルの設備投資を予測している。この発表でCEOのロン・ジョンソン氏は、21日から始まった改革の影響についてコメントしている。未だ3週間しか経過していないが、2月の売上状況は昨年より下がっている。昨年は値引きクーポンなどが乱発されており比較は難しく、長期的には楽観している。ファッション・アパレルの新価格に対する顧客の反応は良く、毎日の価格及び月のお値打ち価格とも、アパレルとアクセサリーで予測通りの好結果を生んでいる。また、紳士、女性、子供、靴、アクセサリーでも同じ傾向である。ホームと宝飾は低迷したが、これは、昨年用意されたカタログが今年は不足していた事が要因である。今後これらの商品のお値打ちを顧客に伝えると共に、4月からは宝飾の広告を増やしていく。新しく導入されているショップは非常に良く、現在ある4つのショップは他の売場より好調で、既存店売上が2桁台で増加しており、ショップ制の戦略効果を証明している。今年中には他のショップも追加する予定である。改革後のJCペニーに対する顧客の反応は、顧客調査結果に表れており、散らかっていない売場、社員の顧客サービス向上、新しい陳列などを好評価している。顧客満足度も9ポイントあがっており、買物経験が改善している事を示している。新しい価格についても、分かり易いと評価されている。今後も、社員が最高の仕事が出来、我々のビジョンを達成出来る様、運営を単純にし、組織改革を行っていく。