1月 26, 2012 アパレル オフィス用品 オンライン・リーテイラー ブック・ストア 娯楽レンタル・販売 家電・電子機器チェーン 流通業 0

調査会社であるNPDグループは、急成長する電子コマースのペネトレーション(市場での浸透度)の調査結果をレポートしている。既に10年以上経っている電子コマースは、実店舗を持つ小売業にとっても大切な要素となっており、特にファッション小売でのマルチ・チャンネル化は顕著である。過去12ヶ月で、消費者が一番オンラインで購入又はしようとしたカテゴリーは書籍、文具、事務用品で全体の48%を占めている。アパレルと家電が続き、それぞれ46%ずつ、靴が34%、ファッション・アクセサリーが25%だった。オンライン購入者で、先月オンラインで探したり調べたりした人達は、アパレルで54%、靴で33%、アクセサリーで28%だった。アパレルや靴のカテゴリーでは、オンライン購入に対する不安が和らいでおり、アクセサリーなどでも今後増えると予測される。どのくらいの消費者が実際オンラインで購入したかの調査では、アパレルでは73%の消費者がオンラインでブラウズ及び購入しており、靴では62%、アクセサリーでは56%だった。ソーシャル・メディアに関する質問では、25%の買い物客が好きなブランドのサイトをフォローしている。これらのメディア・サイトの影響で購入をしたかとの質問には、27%がしたと答えており、女性の方が男性より相当この傾向が強い。メディアでフォローした買い物客の1/4しか購入していないのは、話題になるのと購入とは別という結果である。小売やブランドは、これらメディアで、いかに買い物客とコネクトできるかが将来性に影響する。

このオンライン調査は、1128日から1212日の間に、18歳以上の男性と女性を含むNPD社の登録オンライン・パネルの人達を対象に行われた。

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価格変更でかなりの非難を浴びた娯楽レンタル・サービスのネットフリックスは、定期契約者数の回復などで比較的好調な業績を発表した。1231日で終わった第4四半期の総収入は47%増加して8億7,558万ドル、純利益は13%減少して4,073万ドルだった。国内のストリーミングの定期契約者は今期22万人増加して2,167万人、国際部門では38万人増加して186万人、国内のDVDレンタルは276万人減少して1,117万人となった。しかし契約者の成長は鈍化しており、第1四半期から、前年度比でそれぞれ63%64%42%25%となっている。ストリーミングは同期で20億時間利用されており、これは契約者あたり月30時間に相当する。通年では、総収入が44.6%増加して31.2億ドル、純利益が44%増加して23,164万ドルとなった。国際部門でのストリーミング・サービスは、既に47カ国で提供されており、急成長している。総収入では前年度に比べて2,190%増加しているが、未だ1億ドル以上の赤字を経常している。過去2四半期DVDレンタルの契約者は、価格変更の影響で減ったが、ストリーミンングの契約者の増加で、全体の契約者は伸びている。2012年度第1四半期も150万人ほどのDVDレンタルの契約者の減少、2,700万ドルから900万ドルの損失を予測している。今後もオリジナル番組など、ストリーミングの魅力を増やす努力をしていく。今後の成長は、ストリーミングのライブラリーの強化に掛かっていると思われる。一方、アマゾンが、現在定額配送費と共に、プライム・メンバーに提供しているストリーミング・サービスを、独立したビジネスとして始めるという噂がでており、もし現実となると、ネットフリックスの新たな競争相手となる。