12月 1, 2011 アパレル オフ・プライス・ストア ディスカウント・ストア デパートメント・ストア ヘルス&ビューティー 会員制倉庫型店 宝飾・チェーン 流通業 0

好調なブラック・フライデーの週末及びサイバー・マンデーの売上に支えられ、主要小売チェーンの11月の既存店売上は昨年から増加した。ロイターがまとめた20社の加重平均は3.1%の増加、リーテイル・メトリックス社がまとめた25社の加重平均は3.2%の増加となっている。しかし、チェーンによって差があり、ターゲット、コールスなどは予測を下回る結果となっているが、毎月の売上を発表していない、ウォルマート、ベスト・バイ、アマゾン・ドット・コムなどでは好調な売上状況が推測されている。富裕層を対象とした高級百貨店のサックスは、女性と紳士のコンテンポラリー衣料、ハンドバッグ、宝飾などが好調で、予測の+6.1%を上回り+9.3%をレポートしている。ノードストロムも予測の+5%を上回り既存店売上が+5.6%となった。会員制倉庫型チェーン大手のコスコも好調で、予測の4.7%を上回る+6%を記録した。オフ・プライス・チェーンのロスも好調で、予測の+2%〜+3%を上回った+5%だった。商品カテゴリーでは、ジュニア、靴の売上が高かったとレポートされている。ビクトリアズ・シークレットやバス&ボディー・ウォークスを傘下に持つリミテッド・ブランズは予測の+4.4%を上回り+7%となった。百貨店最大手のメイシーも好調で、予測の+3.9%を上回った+4.8%だった。同じ百貨店チェーンのコールスは不調で、+2%の予測を大幅に下回り−6.2%となったが、同社CEOのケビン・マンセル氏は、主な販促が12月に集中して行われる為と説明している。JCペニーは−2%となり、ブラック・フライデーの開店時間(深夜12時に開店したチェーンが多かった為)の遅れが要因の一つだと説明している。開店時間を12時に早め多くの買い物客をあつめたターゲットは、予測の+2.8%を下回った+1.8%となった。同社は、食品、TVを中心とした家電は良かったが、女性のアパレル、玩具の売上は伸びなかった。また、ウォルマートが復活させたレイアウェイ(商品取り置きサービス)も影響したと述べている。アパレル・チェーンのギャップは、予測の−4.3%を下回る−5%となった。幸先の良かった11月に比べ、12月の商戦がどの程度伸びるかどうか、予断が許さない状況である。WSJ

筆者のまとめた22社の既存店売上の加重平均は+3.0 %となり、2010年の+5.7%よりは低いが伸びている。22社中既存店売上を下げたのは8社で、14社は上げている。デスティネーション・マタニティーは、10月から毎月の売上発表を止めている。