7月 21, 2011 アパレル オフィス用品 オンライン・リーテイラー デパートメント・ストア ドラッグ・ストア 家電・電子機器チェーン 流通業 0

PBM(ファーマシー・ベネフィット・マネージメント)の大手であるエクスプレス・スクリプツは、売上では業界最大手であるメドコを291億ドルの現金と株式で買収すると今日発表した。買収はメドコの株式1株あたり$28.08の現金とエクスプレス・スクリプツの株式0.81株によって行われ、これはメドコの時価に対して28%ほどのプリミアムとなる。合併による生産性向上で、2012年前半までに10億ドルの節約が見込まれている。ただ、独占禁止法に抵触する可能性はあり、今後の司法省などの動きが注目される。エクスプレス・スクリプツは、CVSが4年前に行ったケアマークの買収でも、名乗りを上げていたが、独禁法抵触の可能性などで成立しなかった。今回の合併が終了すると、エクスプレス・スクリプツは、PBM市場の約13のシェアを持ち、年間16億枚の処方箋を扱う事になり、2位となるケアマークの94,000万に大きく水をあける。メドコはこのところ、カルパー(カリフォルニア州公務員引退者システム)などの大口のアカウントを失っており、今日も同社の収入の17%を占めるユナイテッドヘルス・グループが、2013年以降契約更新をしない事を決めたと発表している。ユナイテッドヘルスは、今後自前でPBMを運営することになる。ロイター

昨年法制化された医療制度改革以後、ドラッグ流通業界にも大きな変化が表れている。今回の合併もその一つとなるが、それぞれのチャンネル・メンバーで、生産性改善が求められているからである。議会の政党勢力図は今年変わっており、今後同法のある程度の改正は予測されるが、PBM各社は、既に起こっている値下げ圧力に対して対応をしている。この合併後は、エクスプレス・スクリプツとCVS・ケアマークで、業界の半分以上のシェアを持つ事になるが、小売薬局を合わせ持つCVS・ケアマークの効果性が、再び試される機会となると思われる。

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全米小売業協会(NRF)は、今年のバック・ツー・スクールの売上が、世帯あたりの平均で、昨年の$606.40とほぼ同じの$603.63になると発表した。主に親の出費となるこれらの買い物は、必要な購入だけをする傾向が強い、最近の消費者の状況を表している。彼らは、以前より多くのプライベート・ブランド商品を購入(39.9%)、オンラインで価格比較(29.8%)し、セール時に購入(50.0%)している。また、調査回答者の半分ちかく(43.7%)は、経済状況が購買を減らしていると答えている。購入カテゴリーでは、昨年の平均購入額である衣料($220.60)、文房具($88.99)は、今年多少減少し、逆に靴の購入額は少し増加して今年は$104.53となる。コンピューター、携帯、MP3プレイヤー、タブレットなどの機器の平均購入予定額は、昨年より増加して$189.51となるが、昨年の63.7%と比べ、今年は通学する子供を持つ世帯の51.9%が家電を購入すると答え、減っている。アパレル、靴、文房具などを購入すると答えた人達の割合も減っている。購入先では、百貨店が昨年の53.9%から増加して57.0%、ディスカウント・ストアが68.4%、アパレル・ストアが48.7%、事務用品店が38.0%、家電店が21.7%、オンライン・リーテイラーが昨年の30.8%から増加して31.7%、ドラッグ・ストアも昨年の19.5%から増加し21.1%と予測されている。買い物の時期は昨年に続いて遅くなる傾向で、42.4%の人達は、新学期の1ヶ月前から3週間前に買い物を始めるが、12週間前と答えた人達が昨年の24.8%から31.2%に増えている。この調査は、71日から6日までの間で、8,684 人を対象にビッグリサーチ社によって行われた。

Chart: Back-to-School 2011 – B2S and B2C Spending by Year_small

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