6月 30, 2011 スーパーマーケット 会員制倉庫型店 流通業 0

動物愛護団体である、マーシー・フォー・アニマルズ(動物に慈悲を)は、アイオワ州、カムラーに拠点を持つ、養豚場のアイオワ・セレクト・ファームスで行われていた動物に対する残酷な扱いを、隠しカメラなどで撮り発表した。団体の社員が、身分を隠して雇われ、今年の4月から6月の間に撮影したもので、豚の頭蓋骨をセメントの床に叩きつけたり、動きの取れない檻に入れられている豚たちが写されている。私企業であるアイオワ・セレクトは、動物虐待は許されないことで、調査を行うと声明を出している。この件とは別に、アイオワ州の上院では、施設の持ち主の許可無くビデオの録画や音声の録音をする事を禁じる法案を議論しており、こういった事件を防ぐためであると、提案者であるトム・ライリー議員はコメントしている。同団体は、このファームから仕入ている、コスコ、セーフウェー、ハイビー、クローガーなどの本社の外でも、この農場からの不買を求めるデモンストレーションを行っている。これらの小売企業は、動物虐待を非難し、クローガーとセーフウェーは、調査が終わるまで仕入を一時停止している。WSJ

ビデオはかなりショッキングである。これを観て、90年代に放送局のABCが、プライムタイム・ライブで流した、フード・ライオンの食肉加工に関するビデオを思いだした。これは販売期限が切れた挽肉を洗って包装し直すという内容のもので、フード・ライオンが不法侵入としてABCを提訴したが、最終的には勝訴出来なかった。この時も放送局の社員による盗撮で、やらせが合ったと云われている。その後フード・ライオンはテキサスから撤退している。背後関係は分からないので、結論は言えないが、ビデオの与える影響の大きさは間違いないものである。*ビデオはこちらだがかなりグロなのでご注意。