6月 23, 2011 ホーム・インプルーブメント・センター 流通業 0

シアーズの傘下で展開されていた、小型のホームセンターである89店舗のオーチャード・サプライ・ハードウェアは、シアーズから分離され独立された企業となると、証券取引委員会(SEC)への登録で明らかになった。カリフォルニア州に本拠をもつ同チェーンは、昨年度で売上66,000万ドル、利益で870万ドルあげている。分離によって評価額が上がるとの見通しである。OSHSのチケット名で上場される同社の株式は、シアーズが80%保有しており、シアーズの株式の61%を保有するエドワード・S・ランパート氏が率いるESL・インベストメンツ社は、分離されたオーチャード・サプライ・ハードウェアの筆頭株主となる。残りの20%はエリース・マネージメントLLCが保有している。オーチャード・サプライ・ハードウェアは、スコッツ・ミラクルーグロー社の元COOだったマーク・ベーカー氏によって経営されおり、2006年に88,900万ドルの売上をあげた後低迷し、2008年には24,300万ドルの赤字を出している。同社は1931年創業の老舗で、カリフォルニア州、サンタ・クララ・バーレーで農民の仕入協同組合として組織された。WSJ

この分離は、勿論シアーズ全体の評価額を上げる為である。ある程度評価益が出そうな時期で株式が売却されると予測される。ランパート氏は、シアーズのブランドをラインセンスしたり、傘下企業の分離など、絞れるだけ絞って本体はどうするつもりなのだろう。そういえば、今週末にサウス・コースト・プラザのシアーズ敷地の1部43,000平方フィートがフォーエバー21の大型店フォーエバーXXIに改装されて開店する。このままではシアーズはどんどん萎縮していくばかりである。