5月 19, 2011 ジェネラル・マーチャンダイジング・ストア 流通業 0

シアーズも、430日で終わった第1四半期の業績を発表した。既存店売上の減少と共に既に損失は今月初めに示唆されていたが、今期で損失が17,000万ドル(前年度は1,700万ドルの黒字)となっている。総売上も3.4%減少して97.1億ドル、既存店売上は国内で3.6%の減少、カナダでは9.2%の減少となっている。粗利も1.4%下がって26.8%となっている。国内の店舗では、シアーズが−5.2%、Kマートが−1.6%とどの部門もマイナス成長である。シアーズのカテゴリー別売上では、電器製品、アパレル、家電が下がっており、ホーム、スポーツ用品、宝飾、靴が増加した。Kマートでは、食品と消耗品の売り上げが落ちている。業績の伸びない要因は、気候、経済状況、国による電化製品の買い換え補助金などの終了などがあげられているが、競合他社も同じ影響を受けており、同社に限っているわけではない。マーチャンダイジング、店舗改装、低価格への投資が行われない限り、じり貧になるのは止められない様相である。CEOも決まった事だし、ここらで抜本的な改革が行わないと、先細る一方である。それでも同社の株価はそれほど下がっておらず、まだ70ドル以上で、PE(株価収益率)は何と60倍以上である。尤も時価総額は80億あまり、Kマートがシアーズの買収時には、約110億ドルを支払っており、相当目減りしている勘定である。オーナーである、エドワード・ランパート氏は、既に引くに引けないところまで来ている。