4月 29, 2011 娯楽レンタル・販売 流通業 経済 0

DVDレンタルキオスクなどを展開するコインスターは331日で終わった第1四半期の業績を発表した。売上は31.2%増加して42,410万ドル、利益は31.9%増加して850万ドルだった。売上増加の大半はレッドボックスの増収によるもので、DVDレンタルの売上は37.7%増加して36,230万ドルだった。一方コインのキオスクは2.4%増加の6,140万ドルだった。レッドボックスはまだ成長しているものの、粗利も既存店売上も下がってきている。そのため同社は新しいサービスとして、ビデオ・ゲームのレンタルを21,000カ所以上のキオスクで、617日から始めると発表している。20098月から一部の市場の5,000カ所のキオスクで実験されてきたゲームのレンタルは、2年足らずで100万回のレンタルを達成し、人気の高さを証明し、今回の全米展開となった。ゲーム・ソフトは、プレイステーション3,任天堂ウィー、Xボックス360の人気3種のコンソール用が用意される。現在同社は、31,800カ所のDVDレンタル・キオスクと、18,800カ所のコインを数えるキオスクを、スーパーマーケット、ドラッグ・ストア、量販店、金融事業所、コンビニエンス・ストア、レストランなどに設置展開している。

以前にも書いたが、DVDレンタルは時限ビジネスであり、今後の成長はあまり期待できない。同社はストリーミングの可能性も検討したようだが、現在持っているインフラや今後の設備投資を考えて、ゲームレンタルに集中する事を決断したようである。ネットフリックスの何億ドルものコンテンツへの投資額を見ると、コインスターの決断にはビジネス・センスがあると思われる。しかし、ゲームソフトは、映画と違い1度観たら終わりではなく、しばらく使用するものである。従ってレンタルより、中古の購入などの需要の方が高いと思われる。コインスターとしては、自販機の償却が済むまでのつなぎのビジネスとして考えているのだろう。その後は3万カ所以上ある機械の設置ベースを利用した新しいビジネスを開発するという事になる。果たしてあるかどうか・・・
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経済分析局は、20113月の個人所得が前月と比べ、670億ドル0.5%増加、可処分所得は644億ドル、0.6% 増加したと発表した。個人消費は607億ドル、0.6%増加している。2月の改訂値は、個人所得が531億ドル、0.4%増加、可処分所得が496億ドル、0.4%増加、個人消費は944億ドル0.9%の増加となった。3月の貯蓄額は6,512億ドルで可処分所得に対する貯蓄率55%となり、2月の6,475億ドルで貯蓄率は同じ5.5%だった。食品のインフレ、ガソリン価格の高騰が懸念されており、所得の増加率は充分なものではない。