1月 24, 2011 オンライン・リーテイラー デパートメント・ストア 流通業 1

JCペニーは、長期的な成長を目指した企業戦略を発表した。含まれているのは、5カ所の店舗閉鎖、カタログ販売の廃止とカタログ・アウトレット店の閉鎖、カスタム・デコレーション・ビジネスのリストラである。閉鎖される店舗所在地は、ジョージア州、モロー;イリノイ州、ウェスト・ダンディー;アイオワ州、デモイン;ノース・カロライナ州、ハイ・ポイント;バージニア州、カルペパーである。閉鎖されるカタログ・アウトレット店は南カリフォルニアのオンタリオ・ミルズ店を含み全米で19カ所あり、2011年から2012年にかけて順次閉鎖される。コール・センターも2カ所閉鎖され、オンライン販売の顧客サービスなどは、残っている3カ所のコール・センターに集約される。また、カスタム・デコレーションを扱うデコーレーティング・ファブリケーション施設もサクラメントの施設を閉鎖、ノース・カロライナ州、ステーツビルの施設に集約され、人員が補強される。店舗にあるデコレーティング・スタジオは、525カ所から300カ所に減らされ、中心的な市場だけに集中する。このリストラの費用は2010会計年度で約3,000万ドル、2011年度で2,000万ドルだが、2,012会計年度には2,500万ドルから3,000万ドルの利益貢献となると予測されている。

また、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、投資家グループであるパーシング・スクウェア・キャピタル・マネージメントのウィリアム・アックマン氏と、不動産会社ボルネード・リアルティ・トラストのスティーブン・ロス氏が、JCペニーの役員に就任すると報じている。両社は、JCBペニーの株式の26%を昨年10月時点で所有しており、業績改善を要求していた。今回の発表はその結果の表れでもある。
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ファイナンシアル・タイムズ紙によると、アマゾンは、昨年から本拠でのシアトル地域で実験されていた、「アマゾンフレッシュ」と呼ばれるグローサリーのホーム・デリバリー・サービスを全米に広げるようである。この新しいサービスは、「アマゾントート」と呼ばれ健康美容商品、ベビーケア商品とグロサリーで、配達無料で最低購買金額もないが、一週間に一度の配達となる。商品は、防水の再利用可能なトートバッグに入れられて自宅まで配達される。同社はこの報道に関してコメントを控えている。このサービスによってアマゾンは、顧客のサイト訪問及び購買頻度を上げる事を期待している。ウォルマートは、サイト・ツー・ストアのオンライン販売の注文当日ピックアップ・サービスもテストしており、オンライン販売業界は新しい競争パラダイムに入っているようである。食品を含むグローサリー販売によって購買頻度をあげているターゲットのPフレッシュなどの考え方と一緒である。小売業界の競争はますます複雑になってきている。