11月 19, 2008 スーパーマーケット デパートメント・ストア 会員制倉庫型店 流通業 経済 0

11月1日で終わる第三四半期の業績が発表され、かなりのチェーンがマイナス成長を経験しているが、ウォルマート以外で成長している企業が無いわけではない。東海岸の15州に177カ所の店舗を展開している、「BJ’sホールセール・クラブ」である。同社は第三四半期の発表で、前年度対13.4%増加の24億ドルの売上を上げ、利益も2,820万ドルと24.2%増加している。同等店売り上げは、11.9%の増加で、急増したガソリン販売を除いても、6.6%の増加となっている。数年前業績が停滞した同社だったが、その後の健闘ぶりは注目するに値する。好調な業績の主な理由は食品販売の増加である。これはウォルマートのサムズ・クラブにも共通しているが、BJ’sのガソリンを除く売上の60−65%は食品で構成されている。最近の消費者は、スーパーマーケットやスペシャリティー・フード・ストアからホールセール・クラブへのチャネル・シフトをしているのである。加えて、レストランでの飲食やテークアウトを減らした消費者によるトレード・ダウンもある。スーパーマーケットで販売されている、ナショナル・ブランドを20−30%の割引で販売しているホールセール・クラブのお値打ちが、景気後退で改めて認識されており、ピザなどチルドや冷凍の調理済み食品の売上も、フードサービスからシェアを獲得しているのである。同社は第四四半期も引き続き好調な売り上げを予測しており、新規開店にも積極的である。同じ業態でも、コスコは既存店売り上げが伸び悩んでいる。これは同社の食品販売の比率の低さと、得意としてきたお値打ちなビッグ・チケット・アイテム(大型テレビ、宝飾、電子機器など)の売上が落ちてきている為である。競合他社に比べて単店売上が非常に高かったコスコの弱点の一つなのであろう。他に発表された主な小売業は次のとおり: 
売上(前年度対比)           利益(前年度対比)          既存店売上
ロス   
15.6億ドル(+6%)    5,730万ドル(+17.7%)
サックス  
6.98億ドル(ー13%)ー4,280万ドル*                 ー11.5% 
*Club libby Luの閉鎖による2,450万ドルの特別損含む 
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労働統計局が10月の物価指数を発表した。前月からー1%のデフレである。