12月 24, 2010 ドラッグ・ストア 流通業 0

ウォルグリーンズは1130日で終わった2011会計年度第1四半期の業績を発表した。売上は6%増加して173億ドル、利益も18.8%増加して58,000万ドル、既存店売上は0.8%増加した。うち調剤は0.9%増加、フロント・エンドは0.4%の増加だった。調剤の売上は全体の65.8%を占め、調剤の市場シェアは0.4%増加して19.7%となっている。粗利は0.8%増加の28.5%で、ジェネリック調剤の増加、フロント・エンドの粗利の増加が要因である。今年度の新店舗は2.5%から3%の増加を予定しており、そのペースで推移している。CCRへの転換は2,100カ所の店舗で終わっており全体の30%となる。アイテム数は当初5,000ほどの節減になる予定だったが、その後200アイテムほどは再在庫された。今年度の終わりまでには70%の店舗(約5,500店舗)に導入予定である。デュエイン・リードの改装は成功しており、ウォルグリーン店舗の都会店への応用が可能である。既にPB,ビューティー、フレッシュ(生鮮食品)などのノウハウは、ウォルグリーンズの店舗に生かされている。インフルエンザの接種の資格をもつ薬剤師は、26,000人となっており、今四半期だけで560万人の摂取を行い、昨年のH1N1流行時より多い。リワイアリングの経費節減はすすんでおり、10億ドル節減が予測されている。現在行われている、25ドルの購入で5ドルの次購入値引きの販促は、顧客の間で認識が高まっており人気も高いが、まだ詳細結果は分析されておらず、既存店売上増加には表れているが、利益への影響などは分からない。

ライト・エイドは、1127日で終わった2011会計年度、第3四半期の業績を発表した。売上は2.36%減少して62億ドル、損失は7,910万ドル(前年度は8,390万ドルの損失)、既存店売上も1.3%減少した。うち調剤はー1.9%でフロント・エンドは横這いだった。粗利は0.1%減少して26.5%となっている。ウェルネス+カードのロヤリティー・プログラムは好評で、フロント・エンド売上の向上に役だっている。インフルエンザの予防接種は、ゴールの100万人には達しないが、昨年度の約4倍(今年635,000人)の摂取が行われた。サウス・カロライナ州の10店舗で行われた、セーブ・ア・ロットの店舗内店舗は、これまでのところ良い結果を生み出しており、フロント・エンドの売上を平均2倍にしている。37カ所で実験されているバリュー・ストアも、フロント・エンドの売上で+10%と好調である。これらの店舗は、SKUを9,000ほど減らし、壁一杯に陳列するウォール・オブ・バリュー、大きめの1ドル均一コーナーなどが用意され、全体的に売価も下げられ、宣伝も減らされている。この2つの実験の成功は、今後フロント・エンドの売上の低い店舗の転換戦略として有効と思われ、今後数年で導入していく。