8月 29, 2010 ディスカウント・ストア デパートメント・ストア トイ・ストア ヘルス&ビューティー 流通業 0

化粧品の効果的な販売にはビューティー・アドバイザーなどが必要とされてきたが、ディスカウント・ストアなどで、「バーチュアル・ミラー」と呼ばれる新兵器が実験されている。百貨店の化粧品売場やセフォーラなどでも、実際に使ってみることで、それぞれの消費者に合った商品の販売が可能だが、セルフ・サービスが中心のディスカウント・ストアなどではそれが行えず販売に不利な立場だったが、この新しいテクノロジーによって、助けられると期待されている。カメラ、鏡、スキャナーなどが装備されたキオスクは、利用者のイメージを元に、スキャンされた商品を使った状態をスクリーンに写しだし、それを電子メールで送ったり、フェースブックに載せることも可能である。テクノロジーはIBMが開発し、イージーフェースというイスラエルに開発部門を持つ企業が提供している。こういったイメージングは、既にアパレル・チェーンなどでは良く使われており、サングラス・ハット・チェーンの旗艦店には、サングラスを試している顧客のイメージを友達やソーシャル・ネットワーキング・サイトに送る事が出来る、デジタル・フォト・ブースを導入している。しかし化粧品のイメージングは、肌の色や質、商品の光沢などによっても変わり、難しいものがある。このテクノロジーは、化粧品会社大手のロリアルなども導入しており、ロリアル・パリスとメイビリンのウェブサイトに取り入れている。しかし、効果的な利用方は小売店舗への導入と思われ、ウォルマートは昨年から10箇所の店舗で、40の機器を実験している。また、資生堂は東京の百貨店に今年初め導入している。英国のアライアンス・ブーツも6ヶ月ほどの実験導入を済ませているが、今後の導入予定は決まっていない。WSJ