7月 31, 2010 ブック・ストア 流通業 0

書籍チェーン大手のバーンズ&ノーブルが、電子書籍リーダーであるヌークを販売し始めて1年の経過を記念し、eReading・ブティックとして、この夏から秋にかけて店舗の電子書籍コーナーを拡張する。ヌークは同社の専用書籍リーダーとして、最近値下げされた3G携帯回線も使える199ドルの機種と、WIFIだけの149ドルの機種が用意されており、またヌーク・ソフトは、タブレットのIpadiPod, スマート・フォー ンであるiPhone, ブラックベリー、アンドロイド、HTC HD2、コンピューターのPCやマックなどでも無料で用意されており、購入した電子書籍が読書できる。同社の常連客として会員になっている顧客の実績は、ヌーク購入後、通常の書籍と電子書籍を合わせて、それ以前の購入額より20%、数量ベースではでは70%増加があった。また、電子書籍販売サイトである。BN.comを利用するヌーク利用者の登録は25%が新規で、その人気が伺える。同社CEOのウィリアム・リンク氏は、「バーンズ&ノーブルだけが、店舗、電子書籍リーダーのハードとソフトを持ち合わせる事で、顧客による電子書籍読書の経験を高めている。ザ・ヌーク・ブティックはこの複合販売チャンネルのお値打ちを高め、成長機会を確保するものです」と述べている。広さ1,000平方フィートのブティックには、ヌークの機種を揃えたデモ・テーブル、大型フラット・パネルに映し出されるヌーク・リーダーの案内、100以上のあるアクセサリーの陳列、専任のスタッフによるデモと商品説明などが行われる。また、レンドミーのテクノロジーを使って、購入した電子書籍の友人などとの回し読み、リード・イン・ストアと呼ばれる立ち読み、モア・イン・ストアと呼ばれるベストセラーの作家などの無料のコンテント、特別販促なども得られる。これらのサービスの一部は既に店舗で提供されており、利用する顧客によって、店舗の無料WIFIへの接続は、月200万回に及んでいる。バーンズ&ノーブルは、既に100万冊以上の、新刊から無料である古典の電子書籍を販売しており、ニューヨーク・タイムス紙によって選ばれた205冊のベストセラーのうち199冊は電子書籍として購入できる。ビジネスワイア

このブティックは店舗を持たないアマゾンに対しての差別化になるだろう。特に、電子書籍の貸し借り、立ち読み機能などはユニークで、充分来店動機になる。アマゾンも一部は無料で読める場合があるが、目次とか最初の章の一部だけである。学生用のヌーク・スタディーに次いで、バーンズ&ノーブルのまたまた新しい販促の一環である。この分野、今後もまだまだ革新が進むと思われる。