6月 22, 2010 オンライン・リーテイラー ディスカウント・ストア ブック・ストア 流通業 経済 0

ディスカウント・ストア・チェーンのターゲットは、今秋から自社ブランドのクレジット・カードを持つ顧客に5%の値引きを与える販促を始める。過去8ヶ月間カンサス・シティーの店舗で実験されてきたプログラムで、この販促によって、顧客の来店頻度と買上額増加によって、既存店売上が1%から2%増えるという結果に基づいて全米に広げられる。リワードが付随するクレジット・カードは多いが、概して一定額にならないと使えないなど制約があるが、ターゲットのプログラムは、カードを同店で利用するだけで得られる。景気後退下では、クレジット・カードの残債が焦げ付くなど、同社の業績の足を引っ張った部門だが、景気が回復してきている現在は焦げ付きも減っており、同社の売上の40%ほどを占めるアパレルや家庭雑貨の販売を助けている。同社は新しいクレジット・カードの発行を現在行っていないが、この値引きは既にカードを持っている人達に提供され、新しいプログラムは、カードの申請時に提供されていた10%の割引クーポンの代わりに提供される。ただ、最近消費者はクレジット・カードの残債を減らしており、連邦準備制度の発表では4月も前年度対比で12%ほど残債が減り、19ヶ月連続して減っている。WSJ
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昨日リポートした、バーンズ&ノーブル社のヌークの値下げに続いて、アマゾンもキンドルの値下げを行った。これまで259ドルで販売されていた機種を189ドルに下げている。これで電子書籍リーダーは完全にコモディティー化したことになり、今後は値下がりが続く事になる。アップル社のiPad の登場の結果、それまで特に競合機種がなく、付加価値を持つ新しいガジェットして購入されていたキンドルだが、現在は数ある電子書籍リーダーの一つとなったわけで、価格だけが主な違いとなった為である。iPadが競争環境を変えてしまった事になる。元々書籍販売が中心のアマゾンだが、早々とiPad用のアプリを発表しており、自社のターフ(市場)を守ろうとしているが、困った事に電子書籍の価格決定権が、アップルの参入によって、出版社に戻ってしまった事である。こうなると出版社はどの電子書籍販売チャンネルに対しても同じ価格で売ろうとするわけで、価格による差別化が出来なくなるのである。因みに最近のベストセラーを調べてみたが、キンドルでもiBookでも同じ価格であった。(The Lion by Nelson DeMille @$12.99) 電子書籍の使い勝手やデザインは勿論iPadの方がいいので、iPadを持っている人達は先ずキンドルで書籍は購入しないと思う。それでは、値段を下げていけばキンドルやヌークが爆発的に売れるのかどうか難しいところだが、ある一定線を越えれば違った消費者層が購入することが考えられるので、それがいくらになるかである。49ドルくらいまで下がれば間違いなく売れると思われる。但しそれで採算が合えばの話だが・・・
写真はiPadのiBookとキンドルの電子書籍だが、どちらの物かは一目瞭然である。
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2010年3月、4月と増加してきた中古住宅の販売数が5月に減少した。一戸建てと集合住宅などを含む中古住宅の売買数は、季節調整済み年率で566万戸となり、4月の579万戸から22%減少した。しかし、この数は、前年度の475万戸と比べると19.2%増加していることになる。この売買数には、4月で終わった税金補助がまだ影響している。4月末までに売買契約に署名していれば、6月末までにエスクロー(条件付きの契約書で、銀行ローンなどによる支払い完了が必要)がクローズすれば補助が得られる為である。売買された住宅の中間価格は17万9,600ドルで昨年から2.7%上がっている。このうち差し押さえ物件などの物件は31%(4月は33%)で、初めて住宅を購入した人達はが全体の46%(4月は49%)を占めていた。全米不動産協会