5月 22, 2010 デパートメント・ストア 娯楽レンタル・販売 流通業 0

娯楽レンタル・チェーンのブロックバスターは、4月4日で終わった第1四半期の業績を発表した。売上は13%減少して9億3,940万ドル、既存店売上はー7.8%、損失は6,540万ドル(昨年は2,270万ドルの黒字)だった。現金とそれに相当する資産が昨年度の約半分である1億1,000万ドルまで減少しており、今期だけでも5,480万ドル減っている。今年も既に470箇所の不採算店を閉鎖、現在4,000箇所あるレンタル・キオスクの導入を増やしており、今年中に1万箇所にする予定である。競合他社のネットフリックスとレッド・ボックスに対して、ワーナー・ブラザース、20世紀フォックス、ユニバーサル・スタジオの新作DVDについては、28日早くレンタルできる特権を確保しているが、まだ売上への貢献は表れていない。現在のペースで赤字を続けると第3四半期には行き詰まる事になり、映画会社などからの融資サポートなどがないと存続は難しい状態である。ロイター

小売チェーン 既存店 総売上 今期売上 損益
ディラード 2.0% 1.0% $1,429.0 $48.8
経費節減努力によって黒字を拡大
JCペニー 1.3% 1.2% $3,930.0 $60.0
粗利は40.5%から41.4%へ改善しており、次の第2四半期は既存店売上で+2.5%から+3%を予測
コールス 7.4% 11.0% $4,040.0 $199.0
粗利は37.6%から38.1%へ改善、利益は45%増加した。専売商品などを中心に買上数の増加が観られる。
メイシー 5.5% 7.2% $5,570.0 $23.0
紳士用品、ホーム雑貨、アパレル、ファッション・ウォッチなどが好調で、地域に合わせたマイ・メイシーのマーチャンダイジングが成功しており、粗利も1.3%改善して39.4%だった。同社はメイシーとブルミンデールの名前で850箇所の百貨店を展開している。
ノードストロム 12.0% 16.0% $2,090.0 $116.0
114箇所の百貨店と76箇所のラック店を展開するノードストロムは、ニューヨークのマンハッタンに初めてラック店を開店している。
サックス 6.1% 6.9% $667.4 $18.8
富裕層の購買が増加しており黒字をだしている。粗利も38.7%から43.1%まで向上しており、危機は脱したようである。
シアーズ 1.2% -0.1% $10,050.0 $16.0
利益は39%減少したが、Kマートの既存店売上は+1.7%で3四半期続いての増加だった。国のインセンティブによる大型家電の売上が好調である。粗利は28.6%から28.2%へ低下しており、店舗の改装などをほとんど行っていない同社は競合他社に遅れをとっている。会長のランパート氏は給料も取らず再建に努力しているが、ボトム・ライン重視の経営姿勢は変わっていない。
単位:100万ドル