10月 22, 2009 オンライン・リーテイラー スーパーセンター スーパーマーケット ディスカウント・ストア フードサービス 流通業 0

ウォルマートは、今後の設備投資に関して、店舗改装を中心に保守的な取り組みによって、投資効果を高めるとと発表している。また、今年度も来年度も、国際店舗の売場増加が、国内店舗のものを上回り、国内では小型店を増やすと数日前の新聞のリポートを認めている。昨日も発表された値下げに関して、同社の利益率が下がるのではないかとの不安に対して、CEOのマイク・デューク氏は、値下げによる低価格リーダーとなり市場シェアを確保、拡大していくと繰り返し、財務担当重役のチャールス・ホーリー氏は、値下げは慎重に戦略的に行われ、利益は確保すると答えている。今年度の売上は1%から2%の増加を予測しており、以前の予測である5%から7%より下がっている。CFOのトム・ショーウィ氏は、為替やデフレによる影響を要因として述べている。来年度に関しては、売上で4%から6%の増加、売場面積で今年と同じ4%の増加を予測している。プロジェクト・インパクト・イニシアチブによる店舗改装は、3,538店舗のうち30%で完了している。アメリカの運営担当のエドワードゥ・カストロ−ライト氏は、都市部での、小型店舗展開による成長機会が大きく、進出の意向を表明している。これらの地域は、不動産や人件費が高く、価格競争も激しいので、どのような店舗展開をすれば良いか実験していると述べており、マーケットサイドなどを示唆している。これらの新しい店舗などにかかる設備投資は、今年度で125億ドルから131億ドル、来年度で130億ドルから150億ドルが予定されている。ロイター

昨日疑問だった今期の既存店売上状況は発表されていないが、リポートを総合すると、あまり伸びていない事になる。今後さらに、価格競争が激しくなると観られ、競合他社も追従を避け得ないだろう。今年のホリデー商戦は昨年の投げ売りから、多少回復すると思われる消費者のホリデー購買の、パイの奪い合いになるのだろう。また、別のニュースで、ウォルマートが、契約された業者を使って家電の設置サービスを始めるというのがあった。99ドルから399ドルまでの先払いで、フラット・テレビの壁掛けからホーム劇場の設置、コンピューターのネットワークなどを行う。消費者に人気の高い、ベスト・バイのギーク・スクワッドに対抗するものになるだろう。最近売上が上げる為には何にでも手をだすウォルマートである。
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オンライン・リーテイラー最大手のアマゾン・ドット・コムは、9月30日で終わった第3四半期の業績を発表した。売上は前年度より28%増加し54.5億ドル、純利益も68%増加して1億9,900万ドルとなった。カナダを含む北米の売上は23%増加し28.4億ドル、他の国際部門は33%増加し26.1億ドル、全体でのメディア(書籍、DVD,CDなど)売上も17%増加して29.3億ドルとなっている。家電やジェネラル・マーチャンダイジング商品の売上は44%増加して23.6億ドルとなっている。第4四半期の予測は、売上で81.25億ドルから91.25億ドルで21%から36%の増加、営業利益では3億ドルから4.25億ドルで10%から56%の増加となっている。同社は今週キンドルの価格を20ドル下げ、259ドルにしている。この発表後、同社の株価は急騰している。ウォルマートが価格攻勢をかけるわけである。
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ファースト・フード・チェーン最大手のマクドナルドは、9月30日で終わった第3四半期の業績のハイライトを、フォーム8Kで発表した。8Kは、上場企業が証券取引委員会に対して報告義務のある、企業の業績に相当な影響を与える出来事で、通常の四半期業績の報告である10Qとは違う。10Qは四半期終了後35日以内に報告されなければならない。全体の売上は4%減少して60.5億ドル、純利益は5.9%増加して12.6億ドル、既存店売上は3.8%増加、アメリカ国内は2.5%、ヨーロッパは5.8%増加、アジア太平洋地域、中東とアフリカは2.2%、それぞれ増加した。9月の既存店売上は全体で+5.1%、アメリカで+3.2%、ヨーロッパで+6.9%、アジア太平洋、中東、アフリカで+5.3%だった。
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ファースト・カジュアルのメキシカン・レストラン・チェーンのチポートレイは、9月30日で終わった第3四半期の業績を発表した。売上は146%増加して11.3億ドル、純利益は76.9%増加して3,450万ドル、既存店売上も2.7%増加した。営業粗利も、メニュー価格の値上げと人件費の節約で、21.4%から25.5%へと改善した。一方販管費は、6.6%から6.3%へ下がっている。2010年度は120から130カ所のレストランの開店を予定している。同社は、900カ所ほどのレストランを展開している。