7月 25, 2009 オンライン・リーテイラー 流通業 0

先日ザッポス・ドット・コムを買収すると発表した、アマゾン・ドット・コムは、6月30日で終わった、2009年第2四半期の業績を発表した。売上は14%増加して46.5億ドル、利益は10.1%減少して1億4,200万ドルとなった。この結果には、トイザらスの訴訟による5,100万ドルの賠償金が入っているが、ヨーロッパでのDVDのレンタル・ビジネスの売却益5,300万ドル、および為替損も3,000万ドルほど含まれている。経常利益率は3.4%、フリー・キャッシュ・フローは15億4,000万ドルと、前年同期より89%増加した。第3四半期には、47.5億ドルから52.5億ドルの売上、経常利益率2.5%から4%を予測している。同社の書籍、CD,DVD,ビデオ・ゲームなどのメディアの世界での売上は1%微増して24.4億ドルだったが、アメリカ国内での売上は横ばいだった。特に、ビデオ・ゲームのソフトとハードの売上が落ちているそうである。電子機器の売上は好調で35%増加して、全世界で20.7億ドルだった。この発表後、同社の株は7%ほど下がっている。景気後退下でも売上が堅調なオンライン・リーテイラー最大手も、すこしずつその影響が出ていると言え、ザッポスの買収は、品揃えの拡張という意味合いが強いという事になる。財務状態が良好な企業としての拡大戦略と見られる。