7月 24, 2009 アパレル 流通業 0

アパレル・チェーンは、全体的な売上不振を小物のアクセサリーの売上で補填しようとしている。J.クルーは、先月初めて、アクセサリーのブティックをニューヨークで開店し、アクセサリーのカタログの最新版も近く出される。同社の昨年のアクセサリーの売上は1億6,500万ドルで、全体の12%を占めており、2004年からやく倍に増加している。ギャップは、傘下のバナナ・リパブリックのアクセサリー店を5月に開店している。リミテッド・ブランズ傘下のヘンリ・ベンデルは、今年の夏に、6箇所の新しいアクセサリー専門店を開店する。また、4月には、ニューヨーク五番街の旗艦店売場を、アクセサリー、美容商品や小物だけの陳列に変更すると発表している。アパレルと比べて、ファッション・ジュエリー、ベルト、スカーフなどは比較的廉価で、衝動買いの対象となり易く、試着の必要もなく、買いやすいという利点がある。また、物にもよるが、宝飾やバッグの粗利は、アパレルの約倍である80%近いものもある。陳列に要するスペースも少なく、アパレルに比べると流行のサイクルが長く、季節性が少ない為、マークダウン販売も少ない。リサーチ会社のNPDグループによると、2−4月で、アパレルの数量売上が前年度より5.6%減少しているのに比べ、女性のアクセサリーは2%増加している。女性の宝飾は5%増加、時計とサングラスの売上が、それぞれ11%、5%増加している。オンラインのパーソナル・ショッピング・サービスを提供している、ショップ・イト・ツー・ミーの調査によると、940人の回答者の1/3以上が靴、1/4近くの人達はハンドバッグ、15%の人達は仕事用の衣料の買い物を楽しんでいると答えている。アパレルに比べて頻度も多く使えるこれらの小物は、アパレル・チェーンの重要な商品カテゴリーになってきているようである。WSJ