10月 20, 2008 フードサービス 流通業 経済 0

流通業界誌のネーションズ・レストラン・ニュースによると、アメリカで1,538カ所の店舗展開するファミレス・チェーンの「デニーズ」は、朝食の人気メニューである、グランド・スラム(満塁ホームラン)の価格を、先週$4.00に下げたそうである。通常このメニューは、卵2個、ホットケーキ2枚、ベーコンかソーセージそれぞれ2切れで$5.99で提供されている。同社によると「IHOP:インターナショナル・ハウス・オブ・パンケーキ」が、$4.99で特別提供しているパンケーキ食べ放題に対抗するサービスだそうである。原油価格が下がるなか、デフレの可能性が指摘されているが、通常、一般の商品やサービスの消費者価格は、スティッキー(維持価格)と云われ、一旦値上げされた価格はすぐには下がらず、よほど需要の減少でもないかぎりそのままに据え置かれる。このデニーズなどの値下げは、景気後退下で需要の減少が顕著なフードサービス業界特有の販促価格であればいいが、他の商品・サービス価格にも広がれば、連邦準備銀行や財務省が最も恐れているデフレに突入の可能性もある。