7月 1, 2009 アパレル オフィス用品 オンライン・リーテイラー オート用品ストア クラフト・ショップ コンビニエンス・ストア シュー・ストア スペシャリティー・ストア スポーティング・グッズ スーパーセンター スーパーマーケット ダラー・ストア.チェーン ディスカウント・ストア デパートメント・ストア トイ・ストア ドラッグ・ストア フードサービス ペット・ストア ホーム・インプルーブメント・センター ホーム・ファーニッシング 会員制倉庫型店 宝飾・チェーン 家電・電子機器チェーン 流通業 経済 0

全米小売業連盟(NRF)が出版する業界誌ストアズが、アメリカの小売チェーン大手100社のリストを掲載している。2008年は小売業界にとって厳しい年だったが、フォーマットや企業で明暗が分かれており、スーパーセンター、ダラー・ストア、価格訴求型食品小売、オフプライス・ストアなどお値打ちを提供している小売チェーンが健闘した。生活必需品である食品の需要は業界全体を引っ張っており、スーパーマーケットは全般的に好調であった。しかし、これら大手小売業の利益率は前年度に比べて下がっており、好調なウォルマートでさえ5.3%の増加となっている。上位10位では、スーパーマーケットのクローガーが売上を伸ばし、ホーム・デポを抜いて2位となっている。コスコ、CVS・ケアマークが順位を上げ、家電のベスト・バイが10位内に入り、スーパーマーケットのセーフウェーが12位に退いている。

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メーカーが発行し、小売店で利用される値引きクーポンの悪用が増えている。業界非営利団体であるクーポン・インフォメーション社の調査によると、1986年から2001年までで、クーポンの悪用による犯罪で起訴されたケースは2件、2007年は9件だったが、2008年以降93件に上っており、さらに増加する傾向にある。景気後退やインターネットでのクーポン配付などが原因と観られている。同社が24社の大手メーカーを対象に行った調査では、この偽クーポンによって、全体で数千万ドル以上の損害に及ぶと推定されており、調査に協力した1社は、年間300万ドル以上の被害だったと報告している。クーポンの精算処理を行っているインマー社によると、2008年の第4四半期のクーポン利用率は前年度に比べて10%増加しており、これは1990年代初め以来の事だったそうである。この3年クーポンの利用は増えており、年間では総額26億ドルにのぼる。2009年の第1四半期には、クーポンの利用が前年度より17%増加しており、第2四半期も二桁台の増加が予測されている。このクーポン利用増加とともに悪用も増えてきており、一例では、2008年1月に、ネスリー・ピュリナ・ペットケア社が発行した、無料のバッグが貰える250枚のクーポンは、5月5日までで2,754枚使用されたそうである。各社はこの悪用を減らす為、「クーポンの悪用は犯罪です」との添え書きを加える事や、オンライン・クーポンとロヤリティー・カードとのリンクする事などで対応しているが、インターネットで簡単に送付可能なクーポンの管理は、なかなか難しいようである。WSJ