6月 26, 2009 スーパーマーケット ドラッグ・ストア 流通業 経済 0

景気後退下で、消費者はベーシックな食品の購入を増やしている。以前は生鮮を中心としたペリミター(周囲)の売場が注目され、各社は精肉、鮮魚、青果、デリ、生花、グルメ・コーヒーなどの売場造りに熱心だったが、最近は所謂センター・ストア(店の中心の商品:グローサリー)が売上の牽引車となっている。先日好調な業績を発表したクローガーは、グローサリーのPBの売上が、数量ベースでは前年度より3%増加して35%になっているそうである。実際、コンサルタント会社、ウィラード・ビショップLLCの調査によると、センター・ストアの売上は、利益の70%を占めており、スーパーマーケット・チェーンにとって大切な売場である。その為、これまでペリミター売場の魅力を誇っていた、ホール・フーズ・マーケット、セーフウェーのライフスタイル・ストアなどは、センター・ストアの商品のお値打ちをアピールするため、PBやクーポン値引きの販促を増やしている。右のWSJの表は、それぞれの売場にある商品カテゴリーの昨年度からの増減を示している。増えているのは、パッケージされたアントレー類、缶詰と冷食などで、逆に減っているのは、べビー・フード、キャンディー、冷凍デザートなどで、家庭の献立がベーシックな手作りの食事に変化してきていることを示唆している。WSJ
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ドラッグ・ストア・チェーンのウォルグリーンズは、エコ・フレンドリーな店舗をカリフォルニア州、ミラ・メサで24日に開店した。この店舗は、LEEDの標準を満たしており、ハイブリッド専用の駐車スペース、バイク・ラックなども用意されている。店舗では75%の店内を照明できる天窓、冷蔵庫やサインにはLED照明を使用など省エネの工夫がされている。この店舗で節約される電力は、19.3戸の家庭に1年間供給できる量である。同社は、同様なエコ店舗を、イリノイ州、シカゴで今秋開店、年末までに他2箇所を開店予定である。
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商務省、経済分析局は5月の個人収入、出費、貯蓄などの統計を発表した。収入は1.4%増加して、可処分所得も1.6%増加している。一方支出の方は0.3%も増加している。収入の中では、給料収入は減っており、自営業、家賃収入などは増えている。また、連邦所得税減税の効果によっても手取り収入が増えている。結果、貯蓄率は6.9%となり、
4月の調整貯蓄率5.6%からさらに増加している。引き続き消費者は倹約ムードであるが、微かに消費が上向いていることを示している。