5月 27, 2009 アパレル 流通業 6

アパレル・チェーンのアンカー・ブルーとリーバイスのアウトレットなどを展開する、アンカー・ブルー・リーテイル・グループは、連邦破産法第11章を今日申請した。カリフォルニア州、オンタリオに本社を持つ同社は、12州で177カ所の店舗を展開している。チェーンの中には、モーストと呼ばれる、74カ所のリーバイスとドッカーのアウトレット店も含まれている。アンカー・ブルーは、元々ミラーズ・アウトポストとして1972年に創業された企業で、90年代の終わりにアンカー・ブルーという名前に変えられている。その後、2003年11月に、投資グループであるサン・キャピタル・パートナーズ社に買収されその傘下となっている。同グループは、昨年10月に清算されたマービンズのチェーンも所有していた。今回の申請は、通常の民事再生ではなく、同法のセクション363と呼ばれる資産の分割売却によって速やかな更正が可能になる。同社の場合は、ベンダーでもあるリーバイス社が、リーバイス&ドッカーズ・バイ・モースト・チェーンの買収に合意しており、同チェーンの資産、在庫、社員など全てを引き継ぐことになる。俗にストーキング・ホース(忍び寄る馬:狩りの時に獲物に馬を近づけることで安心させると云う意味:ビジネスでは、代理の会社を使った市場の実験などに使われる)と呼ばれる手法で、リーバイスは大切な販売チャンネルであるモーストを残し、アウトレット・チェーンとして活用するメリットがある。この売却は7月までに終了する予定である。同時に、アンカー・ブルーのチェーンも、別の投資家グループと、ストーキング・ホース合意が済んでおり、現経営陣とともに買収され予定である。破産申請に伴う融資(DIP)は、現在の債権者でもあるワコービア・キャピタル・ファイナンスによって2千万ドルが確保されている。この申請に伴い、アンカー・ブルー・チェーンの不採算店48カ所が閉鎖さえると発表されている。ビジネス・ワイア