5月 10, 2009 コンビニエンス・ストア スーパーセンター スーパーマーケット ディスカウント・ストア ドラッグ・ストア フードサービス 流通業 3

スーパーマーケットなどで良く見かけるコインを数えてくれる機械などを提供しているコインスターという会社がある。地味ではあるがそれなりの売上と利益率を誇っている。ワシントン州、ベレビューに本社を持ち、先週、3月31日で終わった四半期の業績を発表した。売上は42.3%増加して2億7,120万ドル、利益は27%減って196.3万ドルとなっているが、これは前CEO(創業者)の退職金などが税後で70万ドルかかっていることが大きな要因である。この企業は、小売業店舗のレジ後のスペースを利用したビジネス・モデルで、コイン交換機のコインスター、縫いぐるみなどのゲーム機、小物の自販機、POSAターミナル(携帯用のプリペイド・カードやギフト・カードなどの販売とアクティベート機),DVDキオスクなどの運営をしている会社である。それぞれコインスターは18,400,クレーンが20,000,小物自販機が122,000,POSAターミナルが23,000,DVDキオスクが15,400と、相当数の導入カ所を持っている。元々この会社はスタンフォード大学のビジネス・スクールの学生が溜まったコインを数える良い方法がないかと探して、それをビジネスにしたのだが、その後小売店舗の空きスペース活用の利益源を提供する会社として発展した。特にDVDキオスクのレッドボックスは急成長しており、機械の導入数で2007年にブロックバスターの店舗数を抜き、2008年2月には1億枚のレンタルを記録している。このレッドボックスは、マクドナルドのベンチャー・キャピタルと共同で2003年に創業され、2009年2月にコインスターが買収している。同社は、独自のカテゴリー・マネージメント・モデルを創造しており、「4th Wall」と名付けられた店舗の正面のスペースの最適化を提案するコンサルティングも行っている。同社の調査ではこの部分で、店舗の売り上げの3%、利益は4—5%上げられる可能性を持っており、スーパーマーケットなどの利益率向上に貢献できるとしている。隙間ビジネスではあるが、FMIの調査では全体で年間20億ドルから40億ドルのビジネス規模と推定されている。