4月 8, 2009 コンビニエンス・ストア ダラー・ストア.チェーン 流通業 0

コンビニエンス・ストア業界は、主に2008年第4四半期のガソリンの卸価格の値下がりによって、好業績となった。業界全体の利益は54%増加し52億ドルとなり、これは過去2年間の42%の利益減少からの回復である。売上は8.1%増加して6,241億ドルで、ガソリン販売額が4,502億ドル(+10.1%)、店内販売が1,739億ドル(+3.2%)だった。店内売上の増加は、小売全体の0.6%減少、コンビニエンス・ストアの店舗数減少にもかかわらず堅調であった。店舗数は、過去15年間で3度目の減少となり、144,875箇所(—10%)となった。コンビニエンス・ストアでのガソリン販売は、アメリカ全体の販売量の80%と推定されており、業界の売上の大半を占めている。同売上は全体の74.5%を占めるが、利益率(5.7%)が低いため、利益では31.7%となる。クレジット・カード会社に支払われる手数料が大きな経費となっており、2008年では総額84億ドル(+10.5%)が支払われ、これは5年前の3倍にあたる。景気後退下で失業率は上がっているが、コンビニエンス・ストア業界は、0.8%就労者が増加し、全体で173万人となっている。管理職以外の離職率は109.0%、管理職は29.0%とともに減っている。業界内でも業績の良いところと悪いところの差は顕著で、上位25%の優良店は、下位25%の店舗に比べて、ガソリン販売(187,932ガロン/84,369ガロン)が倍以上あり、店舗販売($124,797/$75,753)も倍近くある。結果、上位25%の店舗は税前利益で月額13,713ドルとなり、下位25%の3,626ドルの損益とかなりの開きがある。店舗売上のトップを占めるのはタバコで、売上の1/3を占める。しかし、タバコの粗利は153%まで下がってきているため、利益額ではタバコの寄与率は3位となる。一方、飲料や調理済み食品であるフードサービス商品が伸びており、利益の1/4を占めている。NACS

店舗内の売上では5種類のカテゴリーで売上の75%を占める。

  1. タバコ              32.7%
  2. パッケージ飲料   14.1%
  3. フードサービス    13.9%
  4. ビール              10.2%
  5. タバコ関連商品      3.9%

粗利の70%は5種類のカテゴリーで占められている。

  1. フードサービス     23.9%
  2. パッケージ飲料    16.6%
  3. タバコ                 16.0%
  4. ビール                 6.9%
  5. キャンディー          4.8%

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100均チェーンのファミリー・ダラーは、2月28日で終わった第2四半期の業績を発表した。売上は8.7%増加して19.92億ドル、利益も32.9%増加して8,410万ドル、既存店売上は6.4%増加した。粗利も前年度の32.7%から33.7%へと上がり、販管費、在庫額も改善されている。今後の見通しでも、売上の5−7%の増加、既存店売上の3−5%の増加と明るい。景気後退下での消費者の価格遡及が追い風となっているようである。