9月 18, 2020 オンライン・リーテイラー スーパーマーケット 流通業 0

Amazonは、COVID-19パンデミックによって、オンライン・グローサリーの需要が急増しているが、ホール・フーズ・マーケットの社員だけでは注文に間に合わず、配達の遅れを生じていた。最近は緩和されている様だが、契約社員によるショッパーをテストしていると報じられている。「ショップ・アンド・デリバー・プログラム」と呼ばれ、配達の契約人であるフレックス・ドライバーと似た様な契約となる。時給は$15以上となり、契約人は、配達だけではなくショッピングも請け負うことになる。サイトでは、買物の要領を詳細に説明し、安全に生産性良く買物ができる様に案内している。契約人を使うことで、注文のピーク時のボトルネックを解消し、人件費の節約にもなる。Amazonの社員の最低時給は$15で、福利厚生費や会社が負担する税金を加えると$20以上となる。ブルームバーグ

グローサリーの店舗フルフィルメントは、Eコマースの利益率にかなり影響するため、各社生産性向上に注力している。パンデミック以降は特にグローサリー・ピックアップ及び配達が急増した為、ウォルマートやターゲットなどでも、店内のショッパーの作業効率改善に注力している。Amazonは、ダークストアに加えて、ホール・フーズ・マーケット、最近では「フレッシュ」ストアでもグローサリー・ショッピングを行なっており、よりフレキシブルな契約社員によって社員の負担を減らすのが目的だろう。ただ、ギグ・ワーカーを社員とみなす州が増えてきており、カリフォルニア州議会も同様な法律を昨年可決、今年に入ってウーバーとリフトに対して遵守する様、上級裁判所による命令が8月に出されたが、未だ控訴裁判所で係争中である。業界側は対抗措置として、11月の選挙に、ギグ・ワーカーのドライバーを契約社員としてみなす提案22(住民投票)出しており、もし通れば事業が継続されるが、否決されれば同州からの撤退もあり得る。自分の好きな時間に働ける契約社員の待遇は、雇用者だけでなく働く側にもそれなりのメリットがある様である。