9月 17, 2020 ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートは、COVID-19以降、顧客に献身的に奉仕する社員に対して11 億ドルにのぼる特別賞与を提供、病欠のルール変更、営業時間の調整などで社員の安全を図り、人材投資の一環としている。今回は、スーパセンターの組織を、サムズ・クラブでの成功を参考に、チーム・ベースに替えると発表した。在庫管理からビジュアル標準陳列までクロス・トレーニングされた社員数人を集めたチームを構成、配置することで、繁忙部門の人員管理を容易にし、社員にはフレキシブルな就労時間を与える。例えば、生鮮食品担当社員に売価管理のトレーニングを提供しスキル・アップ、顧客サービスを高めると共に、社員のキャリアを育てる。新しい試式では、以前のコー・マネージャーをストア・リード、アシスタント・マネージャーをコーチ、部門マネージャーをチーム・リードと改称し、それぞれのチームの開発と共に戦略的優先項目に対する責任を持たせ、100万人以上のアソシエーツをエンパワーする。これら新しいリーダー職種の社員の給与は、最低時給$18〜$20、最大$30となる。他の部門の社員の最低時給も最低$1以上引き上げ、アメリカ全体では16.5万人の給与が調整される。給与引き上げは、通常2月か4月に行われるが、今年は10月に実施、第2四半期のボーナスの代わりとし収入を安定させる。第3及び第4四半期のボーナスはこれまで通り支払われる。

オンライン販売増加によって、顧客の買物を代行するショッパーの数が急増するなど、店内の作業分担が変わってきている。チーム制を取ることで、フレキシブルで人事生産性の高い社員構成にする目的だと思われる。