6月 8, 2020 スーパーマーケット 会員制倉庫型店 流通業 0

大手市場調査会社であるIPSOSが、2000人の消費者とミステリー・ショッパーを使って行った最近の調査によると、ホール・フーズ・マーケットの安全対策が一番優れていると評価されている。社員のフェースマスク着用、ソーシャル・ディスタンシング、遮断ガラス、非接触型の支払い機器導入などで高い評価を得てトップだった。2番目にはコスコ、3番目にはトレーダー・ジョーズが選ばれている。アメリカは、ほとんどの地域で通常の小売店の再開が始まっているが、消費者の多くは、未だ店舗を訪れるのに慎重で、各企業の安全対策に注意を払っている。

トレーダー・ジョーズは店舗が小さいために、店内の顧客数がソーシャル・ディスタンシングにかなり影響する。逆に入店社数を制限すると通路での混雑はかなり制限できる。一方、大型店のウォルマートなどでは入店数を制限しても、店内の部門によって混雑度が違うために売場の買物客数制限が難しくなっている。赤外線カメラやセンサー付きのショッピング・カートなどを使えばある程度緩和されるだろうが、費用の問題がある。駐車場に設置されたスピーカーで、安全対策のテープを流しているが、どのくらいの買物客が気にしているかどうかは疑わしい。ところで、日本の厚生省は3密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避ける様に案内しているが、アメリカでは4つの“C”が使われている。コンタクト(密接)、コンファインメント(密閉)、クラウド(密集)は同じだが、チョイス(選択肢)が加わっている。消費者がそれぞれ自分で行動を選択するという考え方で、自己責任の国らしい。尤も自分で危険を選ぶという意味ではなく、既存症を持つ人達や高齢者はそれなりに注意を払えという事だが。