4月 1, 2020 スーパーマーケット 流通業 0

スーパーマーケット・チェーン大手のクローガーは、コロナ・ウィルス感染拡大後、消費者の買い溜めなどによって売切れの商品などが続出しているが、今日発表された年次レポートとビジネス・アップデートによると、3月の既存店売上は、ガソリン販売を除き前年度比30%ほど増加したそうである。結果、2020年度第1 四半期の既存店売上は、通年の予測である2.25%以上の既存店売上増加率を上回るだろうと述べている。現在の異常事態を考慮して、既に発表されている社員と顧客の健康を守るための様々な措置に対する継続投資、以前発表された経費節減イニシアチブの一部延期、長期的な内食の増加に対応した運営の見直しなどがこれからの課題として挙げられている。

社員の安全に対する投資では、毎日の什器や支払い機器などの念入りな清掃、フェースマスクとグローブの提供、薬局、スターバックス、レジでの遮断ガラスの設置、他人と十分な距離を取るためのサイン、営業時間の調整、オンライン・ピックアップと配達の拡大、クローガー・ペイーなど非接触型の支払い機能拡大なども挙げられている。また、「ヒーロー・ボーナス」と呼ばれる時給の$2.00引き上げ(3月29日から4月18日まで)、来週からは「エクスプレスペイ」と呼ばれる給与支払いの迅速化、COVID−19感染者と疑わしい自宅隔離の社員に対する有給病欠、その他特別な問題のある社員に対する相談や補助なども提供される。過去2週間で32,700人を、レストラン、ホテルやサービス産業で職を失った人達を含み新規雇用している。

3月初めに比べて、食品小売店の混雑及び在庫状況が最近改善されてきているが、混雑を避けるための店舗外での行列やレジでの間隔をとった順番待ちなど、買物の行動自体が変わってきている。今後半年間くらいはこれが新ノーマルになるのだろう。