2月 12, 2020 ドラッグ・ストア 流通業 0

ドラッグ・ストア・チェーン大手のCVSヘルスは、2019年12月31日で終わった2019年度第4四半期と通年の業績を発表した。第4四半期の総収入は22.9%増加して668.89億ドル、純利益は17.44 億ドル(前年度は4.21 億ドルの赤字)、1株当たりの利益は$1.33(前年度は$0.37の赤字)だった。通年では、売上が32.3%増加して2567.76億ドル、純利益は66.31億ドル(前年度は5.96億ドルの赤字)、1株あたりの利益は$5.08(前年度は$0.57の赤字)だった。第4四半期の部門別では、ファーマシー・サービシスの総収入が6.2%増加して370.73億ドル、調整後の営業利益が1.5%増加して14.47億ドル、ファーマシーのクレーム処理数は10.2%増加して5億3390件だった。小売薬局と長期ケア・センターの総収入は2.5%増加して225.8億ドル、調整後の営業利益は4.4%減少して20.31億ドル、取り扱い処方箋数が5.6%増加して3億6900万枚だった。小売薬局の既存店売上は3.2%増加、うち調剤が4.1%、フロント・ストアが0.7%それぞれ増加し、処方箋数は6.9%増加した。健康保険と調剤保険のヘルス・ケア・ベネフィット部門の総収入は174.9%増加して171.5 億ドル、調整後の営業利益は32.0%増加して7億7900万ドルだった。

2020年度は、調整後の1株当たりの利益で、今年度より3%から5%増加となる$7.04から$7.17を予測している。健康保険会社エトナ統合によるシナジーは8億ドルから8.8億ドル、統合のための経費は4.5億ドルを予測している。

同社CEOのラリー・マーロは、現在拡大中のヘルスハブによってヘルスケアをトランスフォームしようとしている。ナース・プラクティショナーによるミニッツクリニックの診療サービスは、既に医師の提供するサービスの80% を網羅しており、ファーマシスト・パネルと呼ばれる患者の治療状況を、薬剤と医療データーを総合的に評価して最適なアドバイスをするサービスを拡大、不必要な治療や服用を避け、効果的な治療を進める。

CVSの総合ヘルスケア・サービスは着実に進んでいる。