1月 25, 2020 ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートは、同社の500ヵ所ほどの店舗で、新しい職種を導入し、新入社員の時給を現在の$11から$12に引き上げている。ウォルマートは、アメリカで150万人を抱える最大の雇用主だが、賃金が安く「飢餓に陥る給料」と揶揄されてきた。新しい最低時給は店舗内の仕事の流れを変え、よりフレキシブルな人員体制を作るためのテストとなる。彼らは、新しく「チーム・アソシエーツ」と呼ばれ、キャシアー、棚在庫の補充やデリ売場のヘルプなども行う。これまで、部門別に別れて仕事をしていた社員が、これら500ヵ所の店舗ではチームで協力して仕事をする事で、より多くの責任も持つことになる。また、これまでアシスタント・マネージャーやカスタマー・サービス・マネージャーの職種を無くし、新しくアカデミー・トレーナー、チーム・リード、コーチ、ストア・リードなどの職種が設けられた。同社の広報担当者は、これらの社員はより幅広いトレーニングを受けるため、昇進機会も広がると述べている。CNBC

トレーダー・ジョーズなどでは、以前からクロス・トレーニングされた社員に、より多くの責任と相対的に高い給与を与える事で、モチベーションを高め、ひいては顧客満足を高めている。ウォルマートも、社員に対する投資を増やしており、その結果も少しずつ出てきている。今回のテストはそれをさらに進める事になるのだろう。