1月 13, 2020 スーパーマーケット 流通業 0

セーフウェー、ジュールなどを傘下に持つスーパーマーケット・チェーン大手のアルバートソンズが、近々株式上場を計画していると報じられている。同社は、2006年にサーブラス・キャピタル・マネージメントによって買収され、その後も買収を重ね、競合のクローガーに次ぐ売上規模のチェーンになっている。2015 年にも株式上場を準備したが実現しなかった。2018年にはドラッグ・ストア・チェーンのライト・エイドとの合併による上場を目論んだが、ライト・エイドの株主の同意が得られず断念している。

もし上場されると時価総額190億ドルほどになると予測されている。買収による負債も昨年の105.2億ドルから83.4億ドルまで減らされており、既存店売上は至近の四半期で2.7%増加と改善してきている。店舗の改装、テクノロジー投資、不動産売却なども進められ、成長率ではクローガーを上回っている。

2019年11月30日で終わった第3四半期は、総売上が1.9%増加して141億ドル、既存店売上は2.7%増加(前年度は1.9%増加)、純利益は20.2%増加して5480万ドルだったと発表している。2019年2月23日で終わった2018年度では、総売上が605億ドルで1億3110万ドルの利益を上げており、2017年度以降は黒字が続いている。WSJ

アルバートソンスの売場は最近良くなってきており、売価もバリューのあるものに変わってきている。一時はクローガーに遅れを取っていたが、かなり追いついてきている。アマゾンやアルディなどとの競争は、食品小売業全体のレベルを上げてきているのかも知れない。尤も遅れを取った企業は既に無くなっているのだろう。