10月 6, 2019 オンライン・リーテイラー ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートがデジタル投資拡大の一環として2017年に買収したオンライン・アパレルの「モッドクローズ」を売却すると、売却先である「ゴー・グローバル・リーテイル」が発表した。同社はVFコープ、ゲス、ビラボンなどを顧客に持つ、小売ブランドに対する投資会社として2016年に創業された。売却額など詳細は発表されていないが、モッドクローズは、現在の経営陣によって独立運営されると述べている。モッドクロースは2002年創業で、18歳から35歳の女性をターゲットし、明るい色のセーターやパターン柄のドレスなどトレンディーなアパレルをオンライン販売している。数ヵ所のリアル店舗も試着用に展開しているが、販売はオンラインだけで無料配達される。また、ノードストロム百貨店でも販売されている。売却は今年後半に完了する予定である。

ウォルマートは、ジェット・コムの創業者だったマーク・ローリーが、同社買収後に電子コマースCEOに就任、その後オンライン・リーテイラー数多くを買収しており、モッドクローズはその1社である。最近は、黒字化が難しいこれら企業の損失がウォルマートの業績に影響してきており、新規の投資は控えられ、代わりに独自のオンライン・ブランドを開発している。一方、買収企業の一社である紳士服オンライン・チェーンのボノボスは、ウォルマートのロジスティックスや不動産のスケールによって、ボノボスは堅調に成長しているとインタビューで述べている。同社も、独立したブランドとして運営されているが赤字経営だとVOXによって報じられているCNBC

ブランドとしてのウォルマートへの貢献は、客層の違いもあり難しく、採算性を考慮して売却の選択肢が選ばれたと思われる。