9月 30, 2019 アパレル 流通業 0

ファースト・ファッションで急成長したフォーエバー21が倒産申請を行った。国内で展開されている549箇所の店舗のうち178店舗が閉鎖される可能性がある。同社はアメリカ以外でも150ヵ所ほどの店舗も展開されているが、不採算店のほとんどは閉鎖される予定。営業が続けられる店舗と売上の16%を占めるオンライン販売の継続運営などに必要な3億5000万ドルの資金は、2億7500万ドルのJPモルガン・チェースによる融資と750万ドルのTPGシックスト・ストリート・パートナーズによる増資よって確保されている。

同社は1984年に、ロサンゼルス郊外のハイランド・パークで、韓国からアメリカに移民したチャン夫妻によって「ファッション21」として創業され、求めやすい価格でトレンディーなファッションを提供し、一時は世界40ヵ国で800ヵ所ほどの店舗チェーンに成長した。モール・ベースのアパレル・チェーンは、近年オンライン販売やレンタル・ビジネスの影響によって全体的に不調になってきており、モールに大型店を展開するフォーエバー21はその影響が大きかったと見られる。NPR

若者に人気の高かったフォーエバー21も、モールの来店客数減少と共に不調になってきた。採算性の高い店舗だけを残して運営を続ける様だが、オンラインや定期レンタルなど、他にも抜本的な成長戦略が必要だろう。