9月 16, 2019 ディスカウント・ストア 流通業 0

ラスベガスで開かれているグローサリー関連の展示会で、スピーカーの一人であるターゲットの食品と飲料のエグゼクティブ・バイス・プレジデントであるステファニー・ランドクィストが、同社の新プライベート・ブランドである「グッド&ギャザー」に関して述べている。ターゲットが、10年ほど前に食品販売を始めた時には、すぐに150億ドルの売上規模に達し将来性が期待された。しかし、急速な生鮮食品販売拡大は、フォーカスのない品揃えとなった。食品売場以外は、ターゲットは「タージェイ」と呼ばれるブランド力を持っていたが、食品は在庫してあるだけのついで買いの売場となった。今日、これは変わってきており、グローサリーはターゲットの総売上の1/5を占め、過去8四半期続けて既存店売上が成長している。この勢いをさらに拡大するために開発されたのが「グッド&ギャザー」である。既に650アイテムの商品が揃えられ、来春までには1000アイテムを追加、来年末までには2000アイテムにする計画である。新ブランドとしてはこれまで最大の規模となり、アーチャー・ファームス、シンプリー・バランスト、マーケット・パントリーなどこれまでのブランドは廃止か縮小される。「グッド&ギャザー」は、市場調査など開発に充分時間をかけ、人工甘味料、人工着色料、異性化糖などを一切使っていない自然の素材で、ナショナル・ブランドよりも高品質の商品となる。健康的で安全、そして美味な食品を求めるターゲットの顧客に最適な食品ブランドになると信じている。グローサリー・ダイブ

トレーダー・ジョーズのブランドに近いものを目指している様だが、食品で顧客の信頼感を構築するにはターゲットでも少し時間がかかると思われる。粗利を犠牲にしても、徹底的な高品質とバリューを追求するべきだと思われる。