7月 19, 2019 ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートは、成長する電子コマースと店舗運営を統合するために組織替えを行うとという社内メモの内容をCNBCが報じている。同社CEOダグ・マクミランのメモによると、サプライ・チェーンのチームを統合、現在ウォルマートUSのサプライ・チェーン・エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるグレッグ・スミスによって率いられ、ウォルマートUSのCEOグレッグ・フォーランと電子コマースのCEOであるマーク・ローリーの両者にレポートする。チーフ・カスタマー・オフィサーであるジェイニー・ホワイトサイドは、引き続きフォーランとローリーにレポートするが、組織の陣容が拡大される。財務の組織も拡大され、電子コマースのチーフ・ファイナンシャル・オフィサー(CFO)にスティーブ・シュミットが任命され、ウォルマートUSのCFO経由でウォルマートのCFOにレポートする。マクミランは、電子コマースの成長によって、顧客経験が改善し利益性も改善しており、それをさらに進めたいと述べている。CNBC

デジタルと店舗販売の統合は、ホーム・デポの「ワン・ホーム・デポ」などでも行われており、会社全体の成長を目標とした戦略となる。ウォルマートの電子コマースの成長は、グローサリーの店舗ピックアップ成長の多くを占めており、ウォルマートUSのグレッグ・フォーランは、これまでその成果が十分に評価されていないと述べていると報じられている。また、電子コマース部門は10億ドル以上の赤字を出していると言われており、サプライ・チェーンと財務の組織を調整することで、アカウンタビリティーを明確にする事になる。マーク・ローリーは2016年9月にウォルマート入社しており、5年間勤めると7.5億ドルから10億ドルのインセンティブがあるとレコードが報じている。しかしまだ3年足らずしか経過しておらず、今回の組織替えはローリーの今後の動向に影響を与えるかも知れない。