7月 12, 2019 ホーム・ファーニッシング 流通業 0

家庭雑貨小売チェーン大手のベッド、バス&ビヨンドは、6月1日で終わった2019年度第1四半期の売上が6.6%減少して25.7億ドル、既存店売上も6.6%減少、純損失が3億7109万ドル(前年度は4358万ドルの黒字)、1株あたりでは$2.91の赤字(前年度は$0.32の利益)だったと発表した。今期には特別経費として前重役の退職金、資産の評価損などが含まれており、それらを除いた調整後の1株あたりの利益は$0.12となる。

新しく役員及び暫定CEOとなったメリー・ウィンストンは、未だベッド、バス&ビヨンドのビジネスを学んでいる最中だが、既に同社のトランスフォーメーションに取り組んでいる。トランスフォーメーション&戦略委員会を組織し、4つの至近の優先目標を掲げている。先ず、売上を安定させ成長させる、2番目にはコスト・ストラクチャーを見直し、3番目には会社の資産と店舗バナーを見直す、4番目には組織構造を見直すと述べている。2019年度全体では、114億ドルから117億ドルの売上、1株あたりの利益で$2.11から$2.20を予測している。新CEOはエグゼクティブ・サーチ会社によって引き続き探されている。

ベッド、バス&ビヨンドの再生には多少時間がかかると思われる。デジタル販売強化、不採算店の閉鎖、コスト・ストラクチャーの改善などに加えて、顧客にとってレレバントな小売店となる必要がある。天井まで届く陳列も、以前は品揃えの豊富さを象徴したが、今では散らかったイメージとなっている。陳列にしてもカテゴリー別ではなく、ライフスタイル別のヴィニェット陳列がもっと必要だろう。ミレニアルやZ世代は、彼らの親の小売店は好まないのである。店内をもっとシンプルにし、寛げる空間も必要だろう。未だ見ていないが、ニューヨーク近郊には次世代店舗となるテスト店が開店され、かなり改善されていると報じられている。機会があれば訪れてみたい。