7月 2, 2019 ドラッグ・ストア 流通業 0

ドラッグ・ストア・チェーン大手のウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスは、5月31日で終わった2019年度第3四半期の総売上が、前年度から0.7%増加して346億ドル、営業利益は24.7%減少して12億ドル、純利益は23.6%減少して10億ドル、1株あたりの利益は16.3%減少して$1.13だったと発表した。

最大部門である国内の薬局チェーンの売上は2.3%増加して265億ドル、ライト・エイド店舗の買収を除くと2.9%の増加となる。調剤の売上は全体の73.9%をしめ、前年度より4.3%増加している。調剤の既存店売上は6.0%増加し、2億9070万枚の処方性を処理した。これを30日間処方に換算すると前年度から1.9%の増加となり、既存店ベースでは4.7%増加した。調剤の市場シェアは0.5%減少して21.2%となった。小売の売上はタバコ販売停止が影響し2.9%、既存店売上は1.1%、それぞれ減少した。

トランスフォーメーショナル・コスト・マネージメント・プログラム導入が始まり、デジタライゼーション、小売のリストラとトランスフォーメーション、ヘルス・デスティネーションとなるネイバーフッドの薬局チェーンの創造を加えた4つの優先戦略が進められている。オムニチャネル提供では、ウォルグリーンズ・アプリが5730回ダウンロードされ前年度より10.5%増加した。調剤のリフィルの26%に利用され、前年度より18.4%増加した。バランス・リワーズのアクティブ会員は9020万人となった。小売部門では、ビューティー・ブランズNo.7が好調で、宣伝効果もあり50%以上売上が増えた。過去2年でプライベート・ブランド商品の60%をリ・ブランドおよび再発売され、顧客に高品質とバリューを提供している。ライト・エイドの統合は進んでおり、閉鎖予定の750ヵ所のうち631ヵ所を終えた。ウォルグリーンズへの改装は394ヵ所で終えており、全ての統合は2020会計年度までに終了する予定である。ヘルス・デスティネーションのネイバーフッド薬局へのトランスフォーメーションでは、ラボ・コープとヒュマナなどとのパートナーシップが発表され、ビレッジMDとの提携で、今年末までに最新のプライマリーケア・クリニックが5ヵ所開設される。臨床検査サービスのラボコープは予定通り今年中に125ヵ所開設される予定である。

CVSヘルスによる健康保険会社エトナの買収以降、薬局チェーン大手はヘルス・ハブとしての機能強化が優先課題となっている。