10月 6, 2008 Uncategorized アパレル ショッピング・センター 流通業 1

会社更生法申請中であるマービンズの店舗の大部分を買い取る提案が、フォーエバー21によって、破産管財人に出されていると、オレンジ・カウンティー・レジスター紙などが報じている。マービンズは、今年の7月に会社更生法を申請しており、会社清算の方向に向かっている。現在176カ所の店舗があるが、そのうち150カ所に対しての、買収提案である。最近では、ショッピングセンターに出店する有力テナントが少なくなってきており、買収条件もフォーエバー21にとって相当有利なものと思われる。このアパレル企業は、名前の通り、ヤングと気持ちがヤングな消費者をターゲットに、いわゆる「チープ・シック」を売り物にしており、プライス・ポイントが低い事もあって近年急速に伸びてきている。上場されていない私企業で、ロサンゼルスを本拠に、現在430カ所余りの店舗を、アメリカ国内、フィリピン、カナダ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、アラブ首長国、ヨルダン、オーマン、クウェート、サウジ・アラビア、バーレーン、中国で展開している。ほとんどの店舗は、広さ1万ー2万平方フィートで、ショッピングセンター内に展開されているが、2006年からは、4万平方フィート以上の大型店舗を開発しており、フォーエバーXXIの名前で旗艦店としている。2007年の売上は13億ドル、今年は16億ドルと推定されている。創業は1984年で、ドゥーワン・チャンと妻でデザイナーでもあるジンスクが、ロサンゼルス北のハイランド・バーク地区で、900平方フィートの店舗を「ファッション21」のバナーで開店したのが始まりである。商品は主にロサンゼルスで縫製されており、トレンディーなスタイルを早いサイクルで在庫している。今年の5月に開店した、ハイエンドなザ・アメリカナ・アト・ブランドにも旗艦店を出店しており、隣のH&Mと並んで集客数の多さを誇っている。中心となるフォーエバー21に加えて、女性のアパレルと紳士アパレルを扱う旗艦店、フォーラブ21(アクセサリー)、リファレンス(フォーエバー21の姉妹店舗)、ヘリテージ1981(紳士と女性のビンテージ・ファション)、ツウェルブ・バイ・ツウェルブ(アップスケール・ロサンゼルス・ファッション)、ガズークス21(ティーン・アパレル)などもチェーン展開している。