6月 3, 2019 スペシャリティー・ストア 流通業 0

1910年創業の老舗である生花小売のFTDが倒産申請を今日行った。同社は、「Florists’ Treansworld Deliver」の名前で知られており、顧客に依頼された生花などの配達を行ってきた。2014年にはライバル会社だった電子コマースの「プロフラワーズ」を4億3000万ドルで買収し拡大しようとしたが、統合が進まず、買収資金の債務が負担となり倒産申請に至った。申請中の運転資金である9450万ドルは既に確保されており、運営を続けながら売却先を探す。同社はアマゾンを通じても販売しているが、花の業界では以前当たり前だった配達料徴集が難しくなり、さらに速い配達を求められるため、利益率が下がっていた。2018年には、売上が前年度より6%減少して10.1億ドル、損失は2億2470万ドルだった。今後売却、資産を売却し運営の縮小による更生が模索されるが、最悪の場合は清算される可能性もある。ハートフォード・クーラント

この倒産もアマゾンの影響と言えるだろう。アマゾンが顧客に与える無料配達、2日間配達のサービスとの競争が市場シェアを減らし、利益率を圧迫したと思われる。ビジネス・モデルは常にアップデートされないと維持できない時代なのである。