5月 26, 2019 デパートメント・ストア 流通業 0

高級百貨店チェーンのノードストロムは、5月4日で終わった2019年度第1四半期の売上が3.5%減少して33.5億ドル、うちフルライン店舗の売上は5.1%、オフプライス店舗の売上は0.6%、それぞれ減少、純利益は57.5%減少して3700万ドル、1株あたりの利益は54.9%減少して$0.23だったと発表した。デジタル売上は7%増加(前年度は16%増加)し全体の31%を占めた。店舗数は前年度よ7ヵ所増え全体で380店舗となっている。売上の低迷は予測されており、在庫の適正化と経費節減で乗り越える。現在進められている改善策をこれからも続ける。それらは、今期売上減少の要因の一部となった拡大されたロヤルティ・プログラムの諸問題解決、デジタル・マーケティングへの投資、品揃えの顧客に合わせたリ・ブランディングである。ロヤルティー・プログラムのノーディー・クラブ会員購入は、売上の60%を占め、アクティブ会員数は1200万となっている。今期行ったリワーズのデジタルへの移行は、一部の顧客に不評で客数減少となった。不採算のフラッシュ・セールの削減とプライス・ポイントの引き上げなど、デジタル・マーケティングで削減しロヤルティ・プログラムに注力したが、結果として客数を減らしたため調整する。品揃えでは、女性のアパレルを顧客ニーズに合わせ、販促されたビューティー商品の在庫切れを改善する。

経費面では、生産性強化が進み、今年度1億5000万ドルから2億ドルの経費節減となる予定。ローカル・マーケット戦略は、顧客に品揃えを増やし素早い配達を廉価で提供した結果、ロサンゼルス市場でのデジタル販売と客数は著しく成長した。また、3ヵ所のノードストロム・ローカルズでのピックアップは、ピックアップ全体の1/3ほどとなった。

オンライン販売で最大の市場であるニューヨークでプレゼンスを高める。10月24日には期間店の開店が計画されており、ノードストロム・ローカルのネイバーフッド・ハブが2ヵ所今秋に開店される。

また、今後行われるキー・イベントである年次セールでは、新しい品揃えを期間限定割引し、顧客経験を高める。

ノードストロム・コム/オートルック、トランク・クラブ、カナダ、ニューヨーク市など、大きな設備投資のサイクルが終わりに近づいてきており、今後売上成長と利益性改善が実現されると信じている。