5月 15, 2019 オンライン・リーテイラー スーパーマーケット 流通業 0

アマゾンによる買収後、ホール・フーズ・マーケットは売価引き下げを行なっているが、バンク・オブ・アメリカ・メリル・リンチの小売売価調査によると、価格競争力は変わっていないという結果が出ている。グローサリーではウォルマートが最低価格を維持しており、クローガーが続いている。バンク・オブ・アメリカは、過去12ヶ月で10回の売価調査を、8ヵ所の違うメトロ地域で行なっており、至近の調査は、ホール・フーズ・マーケットが最近の値下げをした後、5月に行われた。通常よく購入される商品のバスケット価格では、ウォルマートが一番安く、クローガーが差を縮めて7%、スプラウツ・ファーマーズ・マーケットが8%、ホール・フーズ・マーケットが34%、それぞれ高かった。このホール・フーズの数字は、過去3−4年の調査の平均より1%高かった。一番最近行われたフィラデルフィア地域の例をあげると、ホール・フーズ・マーケットはウォルマートより全体で39%高く、青果だけで25%高く、センター・ストアのグローサリーの売価では、ウォルマートより58%高いという結果が出ている。

また、オーガニックと通常の青果の売価差は少なくなってきており、ウォルマートやターゲットによるオーガニック商品在庫拡大など、競争の激化が要因とみられる。CNBC

ホール・フーズ・マーケットは、アマゾンによる買収以前から仕入れのセントラル化など生産性改善を行なっているが、売価の競争力には反映されていないようである。ソーシングのスケールの問題かコスト構造なのか分からないが、アマゾンの価格競争力が反映されないと大きな成長は望めない。