5月 6, 2019 オンライン・リーテイラー 流通業 0

これまでのテレビ宣伝媒体であるエアやケーブルではない、OTT(Over the Top)アドバタジングの分野にアマゾンが積極進出していると報じられている。総額700億ドルと推定されるテレビ宣伝市場は、ファイアTVを持ちプライム会員用にコンテンツに対し多額の投資をしているアマゾンにとって魅力のある分野なのである。インターネットを通じたストリーミング用となり、すでにロク(Roku)が大きなシェアを持っているが、ファイアTVの所有者の80%はプライム会員だそうで、宣伝主にとって、相対的に富裕な顧客(世帯収入10万ドル以上)をターゲット出来るメリットもある。アマゾンの広告宣伝会社用のプレゼンテーションによると、ファイアTVは月3000万人のアクティブ・ユーザーがいるそうで、顧客インサイツなど視聴者情報も揃っていると謳っている。最近ファイアTVに加えられたIMDB FreediveNFL’s Thursday Night Footballなどのプレロール広告もピッチしている。しかし、OTT宣伝を販売するテクノロジー企業では先駆者のザ・トレード・デスクやグーグルによると、まだアマゾンのテクノロジーは遅れており、追いつくにはしばらく時間がかかるそうである。それでも独自のコンテンツを持つ強みもあり、成長は速いと見られる。ビジネス・インサイダー

最近、利益増加が著しいアマゾンであるが、商品販売は薄利で他の分野で稼ぎ出す図式となってきている。アメリカの世帯の半分以上と言われるプライム会員という顧客ベースを最大の武器にしているのである。