4月 15, 2019 家電・電子機器チェーン 流通業 0

ショールミング(店で商品を見て、オンラインで購入する行為)の代名詞の様に言われた家電小売大手のベスト・バイは、2012年CEOに就任したヒューベア・ジョリーによって再建が進められ、立派に業績の回復を果たし,つい最近も好調な2018年度の業績を発表している。そのジョリーが、今年6月の株主総会で引退し、後任には現CFOのコリー・バリーが選ばれたと発表した。ジョリーは役員会のエグゼクティブ・チェアマンに就任、バリーも役員に選ばれCEO引き継ぎを円滑に行う。ジョリーのCEO就任後、ベスト・バイは14億ドルの経費節減、ニュー・ブルー、ベスト・バイ2020などの成長戦略を遂行し、オンライン販売を全体の22%まで成長させた。テクノロジー・サービス提供も拡大し、年間$199.99のギーク・スクワッドによる無制限サービスを導入、既に100万人の顧客を集めている。オンライン販売の即日配達は、数千のアイテムを40ヵ所のメトロポリタン地区、翌日配達は60ヵ所のメトロポリタン地区で提供している。新CEOとなる女性のバリーは、CFOに加えて、ストラティージック・トランスフォーメーション・オフィサーも務めており、ベスト・バイのさらなるトランスフォーメーションを目指す。彼女も元デロイト&トゥーシュで働いた経験をもち、ジョリーと似た様な経歴で、同社初めての女性CEOとして期待されている。

小売業界は女性CEOの成功者も多く、もっと増えるべきだと筆者は常々思っている。今後のバリーの手腕が注目される。