3月 22, 2019 スーパーマーケット ディスカウント・ストア 流通業 0

ウォルマートが廃止を発表した「セービングス・キャッチャー」は一部の顧客の間から大きな反発を受けている。ビジネス・インサイダーによると、何百人もの顧客がソーシャル・メディアなどで不満を表明し、セービングス・キャッチャーで$299.70の返金クレジットを得た顧客は、ウォルマートの最安値は「嘘」だと述べている。他にもクレジット総額が$900近くあった消費者などがコメントを述べ、最安値が理由ではなく返金によるコストが理由だと主張している。一方、ニューズウィークがこの件で取材したところ、同社広報のタラ・ハウスは、このプログラムは競合他社の低価格を発見するために開発され、結果としてウォルマートの売価が数千のアイテムで下げられた。プログラムが継続されるにつれ、ウォルマートが最低価格を持つことが多くなり、顧客のセービングス・キャッチャーの利用が相当減少したため、廃止となったと説明している。筆者の経験でも、確かに最近クレジットを得る事が少なくなっており、低価格が徹底されてきていると感じていた。一部のプログラムの最活用者を除いて、この廃止はあまり消費者の間で問題になっていないと思われる。随分前、多分80年代だったと思うが、アルバートソンズの前身にあたるアメリカン・ストアズに買収されたラッキーというスーパーマーケットが南カリフォルニアでかなりの店舗を運営していた。その頃は売価比較が盛んで、店舗の入り口に、日常良く購入される100の商品をカートに入れ、自社と競合数社のレシートを並べ、一番安いという大胆な宣伝を行っていた事を憶えている。北カリフォルニアのナゲット・マーケットも、創業以来売価比較を店舗内に掲示して安値を誇示していたが、これは数年前に止めてしまった。現在は、オンラインによる売価比較が簡単にできるため、バーゲンあさりの顧客の為の特別価格ではなく、常連客が常に安心して購入できるための一貫性のある競争価格が主流になってきている。トレーダー・ジョーズ、コスコ、アルディ、そしてウォルマートなどはそう評価されていると思われる。